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亀田バイパス/横雲バイパス
2012.6.3作成開始
■亀田バイパス(紫竹山IC〜曙二丁目交差点)
 国道49号亀田バイパスは紫竹山IC〜曙二丁目交差点の6.9kmだが、現在は県道586号水原亀田線の一部となっている袋津交差点曙二丁目交差点の1.4km も元々は国道49号亀田バイパスとして 整備され、その後の横雲バイパス開通に伴って県道に降格したものである。
 このページでは現在国道49号に指定されている紫竹山IC〜曙二丁目交差点に着目して纏めている。亀田バイパスも新潟地区のバイパス特有の高規格ぶりを 発揮しているが、特に紫竹山IC〜芽野山ICは全線立体交差化され、ちょうど新潟バイパスの対となる南北の高規格道路である。

栗ノ木バイパスへ−紫竹山IC−(姥ケ山交差点ランプ)−姥ケ山IC新潟亀田IC鵜ノ子IC芽野山IC・芽野山交差点城所IC曙二丁目交差 点横雲バイパス

▼沿革
年 月日
出  来 事
1972 年10月02日
鵜ノ子交 差点〜城所IC間が暫定2車線で開通。
1973 年11月22日
紫竹山 IC〜鵜ノ子交差点間が暫定2車線で開通(紫竹山IC〜とやの橋北詰、姥ケ山ICのみ4車線で共用)。
1974 年10月05日
城所 IC〜袋津交差点間が暫定2車線で開通。これに伴い全線開通。
1980 年10月23日
とやの橋 〜姥ケ山ICが4車線化。
1983 年11月30日
姥ケ山 IC〜芽野山ICが4車線化。
2001 年10月10日
鵜ノ子交 差点が立体化。
2008 年03月21日
芽野山 IC〜曙町二丁目交差点間が4車線化。これに伴い亀田バイパスは国道区間が全線4車線供用開始。

▼亀田バイパス21日に4車線化 (2008 年3月12日『新潟日報』

 新潟市江南区で拡幅工事が進められている国道49号亀田バイパスの茅野山交差点〜曙2丁目交差点の区間(1.8キロ)が、21日に4車線化する。これに よって亀田バイパスのうち、同国道部分の6.9キロの4車線化はすべて完了。国土交通省新潟国道事務所は「通勤時間帯の交通渋滞を緩和できる」としてい る。同バイパスは、同区袋津から同市中央区紫竹山までの計8.3キロ。国道49号の6.9キロと同国道に接続する県道水原亀田線の1.4キロからなる。

 同バイパスは、午前7時から9時ごろまでの通勤時間帯に、新潟方面へ向かう車が茅野山交差点を先頭に、国道49号や県道水原亀田線に連なる。両交差点間 の4車線化は、通勤渋滞の緩和を目的に2003年度に着工。道路幅は従来の13.5メートルから、21メートルに広がる。同事務所によると、2005年9 月の調査では、県道水原亀田線の通勤渋滞は最大で2.1キロ。新潟方面へ向かう車が茅野山交差点を通過するには約15分かかった。

 同事務所は「4車線化で通過時間を5分ほど短縮でき、渋滞の長さも短くなる。渋滞緩和でCO2の排出量も2200トン削減できる」と効果を挙げている。 1970年に始まった亀田バイパスの4車線化工事は、1983年までに江南区の茅野山交差点までの5.1キロが完了。このたび4車線化する1.8キロの区 間なども含め、総額185億円を費やした。

▼紫竹山(しちくやま)IC


紫竹山IC 2010.8

紫竹山ICを過ぎるとすぐに「とやの橋」を渡る 2010.8

そして延々と続く直線区間が始まる 2010.8

▼(姥ケ山(うばがやま)交差点ランプ)  ※正式なICではなく名称無し


姥ケ山交差点に向かうオフランプ 2010.8

▼姥ケ山(うばがやま)IC


姥ケ山IC 2010.8

▼新潟亀田(にいがたかめだ)IC


新潟亀田IC 2010.8

▼鵜ノ子(うのこ)IC


鵜ノ子ICの手前 2010.8

鵜ノ子IC 2010.8

鵜ノ子IC ひたすら直線区間が続き爽快な運転が可能  2010.8

▼芽野山(ちのやま)IC/芽野山(ちのやま) 交差点


芽野山ICで国道403号を分岐する 2010.8

芽野山IC 2010.8

芽野山交差点 せっかく立体交差しているのに勿体ない信 号である… 2010.8

芽野山IC〜城所IC間 4車線は続くが交通量は相当少 なくなった印象 2010.8

▼城所(じょうしょ)IC


城所IC ハーフIC形式。この先で信越本線を跨ぐ。  2010.8

▼曙二丁目(あけぼのにちょうめ)交差点

かつては直進していたことがよく分かる。立体交差化も可能なスペースがありそう。

曙二丁目交差点 この先がそのまま横雲バイパスとなる  2010.8


■横雲(おううん)バイパス(曙二丁 目交差点〜下黒瀬交差点)


 亀田バイパスに連なる横雲バイパス(延長6.2km)は都市計画決定が1984年度、事業化が1986年度、工事着手が1989年度で、着工から15年 後の2004年3月には暫定2車線で全線が開通した。

 その後、横溝上町交差点(左の地図では上郷交差点)で追突事故が多数発生したことから、交通対策名目で2009年末までに新横雲橋手前の木津ICまでが 4車線化された。


田園地帯を貫く横雲バイパス 2010.8

交通量は多くないが4車線化されている 2010.8

とにかく見通しの良いバイパスである 2010.8

横越上町交差点 いきなり現れる信号に萎える。立体化用 地は確保済み。 2010.8

 横雲バイパスはICは1カ所しかない。それが木津ICで、ここで亀田バイパスから続いていた4車線区間が終了する。既に周囲は田園ばかりの郊外で、ここ まで4車線が続いていたのがむしろ不思議なくらいだが、新潟都市圏の道路水準では普通なのかもしれない。また阿賀野川の長大な橋梁の手前で4車線が終わる というのも、ごく自然であろう。

木津ICは新横雲橋を活かしたハーフIC

木津IC 2010.8

木津IC 4車線区間はここで終了 2010.8

阿賀野川に架かる新横雲橋(橋長995m) 2010.8


下黒瀬交差点 ここで横雲バイパスが終了 2010.8

この先は阿賀野バイパス(水原区間)が事業中 2010.8

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