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R418丸山BP

酷道マニアどもと一線を劃(かく)している心算(つもり)の俺──まあ大学時代に林道部を主宰して京都北山の山中を乗用車で走り回ってた身としてはああいう道は大好きで今で も可成りテンション上がる──ではあったので最狂の不通酷道の418号線を取り上げる気は更々無く,さしたる関心も無かったんだけど偶々近く迄行く機会があって丸山 BPの度肝を抜く規格に慌てて立ち上げた次第である。从(したが)って

R418の不通区間の見取り図は概ねこんな感じ。笠置発電所から深沢橋,此処でr352大西瑞浪線方面への道路を五月橋経由で分岐(そちらも不通)し,二 股トンネルを抜けてr353篠原八百津線との分岐の湯谷橋付近迄の様である。

我が家の伝説的な家族旅行の目的地に,えなさんと呼んでたけど,恵那市の飯地高原にある五明センターがあった。バンガローに泊まってアスレチックやって ちゃぶちゃぶ川で遊んで楽しかった記憶と写真とビデオに残っている。正確には生の記憶は無く写真とビデオが殆どであるけど。
で,約40年振りに思い立って現地へ行ってみることにしたのである。静岡県の掛川が故郷で,今は奈良県の生駒に住んでいるんだけど,一寸無理をすれば恵那 に寄れないこともないのである♪

で,飯地高原へ恵那市街から接近するとなんと418の近隣であった。左手の赤い橋が武並橋である。一寸見難いけど右手上の青看には418方向は破線の矢印 の先に印 となっている。

とりま行けないのは判ってるしその時点でテンション下がるけど一応有名な場所なので野次馬根性見せて行ってみた。
関電笠置発電所である。関電の発電所名には水力とか火力とかが付かないのが特徴である。
2016.5
で,この発電所の裏手辺りで通行止めがある。通行止めは一般的に行政の意思を示すだけで後は事故責任で自由に出入り出来る事が多いけど,此処はガチで出入りを禁止している。現地に来る迄あんま認識してなかったけど此処迄は通行出来るのは笠置発電所があるからの様だった。

そして飯地高原に向かう。膨大な税金が注ぎ込まれて山に長大なトンネルが穿たれ僻地が続々と市街地に直結されてる割には僻地の衰退が停まらず,二階辺りが 主導する公共事業主導の限界を如実に現してはいるのだが,此処はその公共事業さえ行われてないらしくて,記憶は全く無いのだが40年前と同じく延々と山を 登っていく。

結局探していたえなさん(五明(ごめい)センターという野外施設)は見付からなかったが,既に潰れてしまった(未だ跡地の利用法が決まらないらしい)のは知っていたが今では看板が残ってるだけだそうな。。現地ではどこかも判らずうろうろしたけど,此処らでR418バイパスの予定地の看板を見かけた。写真はピンぼけでアップ出来ない(;Д`)

で,なんとなくバイパス延伸されてるなぁ位の気持ちだったが八百津と恵那を21号や19号を経由せずに直結となると俄然意味合いが違ってくる。

帰宅後,計画線を探してみて先ず見付かったのがこの図。

ポイントは二つ,三つあって,潮見から飯地迄直結してバイパスが建設される。wikiには付け替え道路は計画されてないと書かれてるけど整備計画がある (その後計画された?)様だ。飯地村の一部だった潮見が恵那郡から加茂郡へ越郡合併して今は八百津町になってるけどこのバイパスが出来れば直結できそうで ある。しかし飯地から恵那市街方面へは現道改良に止まるようで秋葉山をぶち抜いて笠置町河合方面若しくは木曽川を長大橋で跨いで武並町方面に直結する計画 は無いようである。。大西瑞浪線の整備計画が有るのも注目で,R418の旧道は廃道になるのだから十日神楽(潮南の支集落)迄繋げて十日神楽・潮南経由で瑞浪から潮見を直結出来る。まあどれだけ需要があるかはこの際脇に置いておかねばならないけど。。


こんな場所にBPが建設されたのは,そしてそもそもR418が不通酷道として棄て置かれたのはこの丸山ダムの更新によって新丸山ダムとして再生するにあたり,水際の道路が水没する運命にあったからなのであろう。

メインは洪水調節機能の強化のようだが水力発電の強化にもなるようだ。
出力 丸山ダム 新丸山ダム 増加分
出力(MW) 188 210.5 22.5
発電量(万kWh)


   
  さて,残りの区間であるけど,一旦r353に接続して,更にその接続地潮南から篠原迄r353が可成り綺麗に整備が進んでゐてこの区間が要らんと云うのも一つの見識だと思うけど,工事が進んでゐる様である・・。
出典:国交省
2014年度の国道418号関連工事


<工期>
A.
平成26年度 新丸山ダム国道418号6号橋下部工事 H27.9.29まで
B.
平成26年度 新丸山ダム国道418号潮見地区改良工事 H27.8.23まで

グーグルマップで 見ると林道野中線とかの脇で工事が進んでいるようであり,ストリートビュー(2014年の写真)では未だなにもないが航空写真(撮影日不明)で見ると結構 道が出来てる。。ちゃんと見に行っとけば良かったが,こちらは既に4時過ぎで且つ常識的な時間に生駒の自宅に辿り着かねばならなかったので全て省略して 帰ってきてしまった。。
現在の末端部から東側(飯地側)を望む。上の工事箇所Aである。


さて此処からバイパス完成区間である。

で,恐らくこれが新旅足(たびそこ)橋。凄い高所を一っ飛びで度肝を抜かれた訳だが橋脚の高さが100mに達するのだそうな。オーバースペックの誹りは免れないように思うんだけどこれが最善な経路取りなのか??

山を降りると杉原千畝だらけとなる。どうやら此処出身らしい。
新丸山ダムの綺麗な事務所が現れ,この道路の新設理由が了解される。

さて道路は道なりに進むと野上交叉点でR418を岐(わ)けてr350となる。兼山ダムの脇を,そして東海環状道と交叉するが,あんな立派なバイパス道路 のなれの果て──といってもこちらが根本な訳だが──の県道に対して歯牙にも掛けず素通りである。せめてICぐらい造れやと思わなくも無いが,八百津中心 部から南に向かえば可児御嵩ICだし,R418で川辺町に入ってR41の美濃加茂BPに這入れば美濃加茂ICだから不要と云う事らしい。
手っ取り早く国土幹線に取り付くには先ずはR21に出て東海環状道の可児御嵩ICなりそのまま西へ向かって中濃大橋南からR41を南下して小牧ICが良 かったのかも知れないけど,ナビに勧められるままr350から古井駅の脇をかすめて再びR418に復帰したら其処がR41美濃加茂BP及び美濃加茂ICで あった。東海環状や地域の大幹線R41へのアクセスにやや難ありといったところである。放っておくと此迄何の役にも立ってこなかった地方振興のお題目の下 で,更に美濃加茂BPの新山川橋北詰辺りと丸山BPを直結しろとか云い出しかねないから気を付けなければならない。丸山ダムと同じく兼山ダムの場所に新兼山ダムでも建設して八百津南部が全面水没する 代わりに大量の電力発電出来るとかなら話しは別だけどw(;Д`)