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2009/3/14完成
2015/3/19追記

柏都市計画道路3・4・22号吉野沢高野台線


柏市の環状線を形成する重要な路線であるが,未だ未だご多分に漏れず整備率は良くない。。

<柏市の環状道路としての位置づけ>
全体図…U-MACと云う都市コンサルタント会社のウェブより引っ張ってきた地図。柏市の環状道路軸を形成し,北側半分が3・4・22号吉野沢高野台線である(南半分は3・4・10号呼塚新田向中原線である)。
吉野沢高野台線のみを取り出した地図はこちら


<東葛学園線としての位置づけ>
筑波方面から延びてくる道路(新大利根橋の頁を参照の事)のなれの果てである。まあ柏市民目線に立てば,この道路のなれの果てがつくばのサイエンス大通り,となる。

元筑波在住者としては筑波方面が4車線なのにこちらは2車線なので大東京近傍の柏方面がなれの果ての気分なのである。
大渋滞していた乙子の立体化も完成し新大利根橋も無料化され残るは上図の紫線部分の建設あるのみなのだけど。。

ともあれ布施入口交叉点から始める。
交叉点付近拡大図。コードにエラーがあって布と北が打ち込めなかった。。

さて此処から南西方向へ向かう。上図では北柏方面である。
08.12
2度程折れ曲がって3・4・22は進路を西に定める。
08.12

北柏へ通じる道路との交叉点脇の駐車場から守谷方を望んだ図。画面向かって右手の道を辿ると北柏へ通じる。
広々とした道幅だが松戸・柏付近に良くある高圧電線絡みであった。福島方面の原発から東京に電気送るのにこの辺通るという訳でしょうかねぇ。
08.12
ここから坂を登る。と云うか先程の交叉点へ向けても下ったのであの道がちょっとした谷底にある様だ。
坂の上から守谷方を写す。都市計画通り建設済みなのはこの坂を登った辺り迄。
08.12
ご覧の通り道は予定線を外れ曲がって行きこの後暫くそれらしい形跡はない。
08.12

<★地図>

香取台付近
数百m離れて道筋は,周辺と分断した形で忽然と現れる。
京成が開発したと思われる団地内にあってデベロッパーが開発に併せて建設したものであろうか?
団地内にはいると先ずこんな看板が飛び込んできて度肝を抜く。

あ あ,3・4・22号吉野沢高野台線が建設を拒絶されてる??と悲しくなりながらも着工されてるのか!?と云う期待も胸に去来するが,通りすがりのお婆ちゃんを捕まえて訊い てみると近隣のマンション建設に絡む道路の様である(→調べたらこれであった。マンションではなく建売住宅のようである。)。我らが3・4・22が嫌われてた訳ではなかったのは結構だけど工事すらされてないようであるし,一旦 着手されそうになるとなると,マンション出入口の道路建設と同様に住人が結束するかも知れない。。マンションの出入口の道路どころでは無い筈である。。

まぁ先の事は心配しても詮無い訳で取り敢えず道路沿いに団地内を逍遥してみる。
これが開通部分の一番守谷よりから守谷方面を撮したもの。此処へ先程の坂の上から繋がる筈である。突き当たりは空き地になってて将来の開通準備を感じさせ,その向こうの雑木林は簡単に道路に出来そうだけどその間に数軒の宅地がある。買収などを含め未だの様である。

南柏方を振り返って撮影。
道は歩道が狭く中央分離帯を広く取った形で分離帯には柳などが植わっており良い感じ。全通時には安全の観点から柳をひっこぬいて歩道を拡げなくてわって事になりそうでちょい心配である。
08.12


先行開通区間は,併し乍ら,直ぐに終わって仕舞う・・。この進入禁止の赤い看板を憶えておいて頂きたい。

この突き当たりは駐車場に成っており(セブンイレブンの位置に注意)
08.12
駐車場の向こうは直ぐに首都圏の大幹線国道であるR16東京環状である。
08.12
セブンイレブンの駐車場から守谷方を撮したもの。
08.12
非常に判りにくいけどアップしてみるとこんな感じ。先程の進入禁止の看板が辛うじて見えるんだけど。。

もっとマシな写真が有れば良かったのだが此処でデジカメのバッテリー切れでこの日はこの周辺の探索打ち切りしましてん。
布施入口から此処香取台入口(仮称w)迄取り敢えず開通させられないものかね。この先直ぐに呼塚あってあまり16号方に繋げたくないのかもしれないけど。。

ここから暫く先行開通道路らしきものは見当たらない。次ぎに現れるのは豊四季台付近となる。
この先行暫定開通部分は下記地図の赤線部分。西側,R16迄は駐車場を買収するだけで済むし,東側はちょっと延ばすと柏警察署入口でR16とぶつかる市道迄通じる。柏警察署入り口は混むので東側もとりま市道迄延ばせばどうであろう?東側は此処だけ出来ても機能しないけど未開通区間開通の足掛かりにはなりそう♪


豊四季台
周辺地図はこちら
先程もちょいと触れたが柏警察署入口交叉点に向けて上図黒線部分は昭和橋を越えて渋滞していた(平日夕方4時半頃)。本路線整備の必要性は(少なくともR16の一筋西側の市道迄は)非常に高いと感じざるを得ない。出来れば16号と立体交叉したいところだけど其処迄は無理だろうか。。

拡幅前の現道がある区間となる(上の地図の黄緑線の起点)。入口は坂になっていてこんな感じ。狭いけど路側がゆるくて拡幅への意思を感じなくもない♪
09.03
坂の上はこんな感じ。ちょっと広いような・・
09.03
道は段々狭くなり

遂に一旦一方通行の細い道になって
そろそろとその狭小区間を抜けると古い豊四季の団地の中に出る。(左) 振り返って一通区間を確認の図(右)。
ここからは団地の中を行く。
09.03
この辺りの狭くなる辺り迄かその先のカーブ迄かが先行開通区間であろう。
09.03

余り判然とはしなかったけど,予定線の豊四季台の南端には空き地があって家庭用倉庫が一杯置いてあったり駐車場だったり未利用地っぽい感じ。
倉庫群は地主が亡くなって相続関係で今迄地域の人達が借りてたけどかえさなあかんく成ったとかであるが道路の為の土地収用とは関係ないのかな?

<★地図>

更にその反対側,東武野田線沿いの県道にその鉄道橋はある。
もっと遠景を撮ってくれば周囲の様子が判って良かったとこの編集始めた時点では思うのだが相変わらず俺の写真技術は下手糞で・・・(´・ω・`)
09.02
09.02
橋が架かっているのにそもそも川など無く,前は駐車場に成っていて通り抜けも出来そうにない。

これが途中で停止している3・4・22の姿なのである。
近づいてみよう。
09.02
車道とするには背が低いがちょっと掘り下げてアンダーパスとする様だ。
脇の歩道にはこんな悪戯書きも。全く同感であった。
09.02
ガードをくぐって南柏方へでる。

掘り下げて本線に成る部分と側道に成る部分が側溝で微妙に画されている様な感じである。
県道側は雑然とした感じ,とはいえ繁華街の雑然ではなく住宅街や畑や森などが入り組んだ近郊田園田舎風の雑然さであるが,こちら側は出来て大部経つであろう感じはあるが新興住宅街である。この宅地開発が行われた時に此処迄整備されたのであろう。
09.02

09.02
さてこの野田線交叉の未通区間であるが2014年3月に目出度くも開通したようである♪
もうこの辺を縦横に走る機会もなくなってしまったが是非一度走りに行きたいと思っている。

このままちょっとした中央分離帯がある2車線道路の侭南柏方面迄続いている。
R6迄その規格で行くのかというとさにあらず。ちょっと手前で中央分離帯が消えてしまう。道路進行方向正面の建物がR6とぶつかった交叉点にあるイオンのショッピングセンターである。
09.02
09.02
日曜日でショッピングセンターへ行く人も多く渋滞が伸びていた。接続部分は要改良であるが,大きくは環状道路がここらで環状になってない点にある。
最低限ジャスコとの出入り含めて立体化し,出来ればジャスコの脇に都市計画道路を通して環状にしなければならないのでわ?

最後に纏め。整備された部分を赤,未整備部分を橙,未整備ながら現道有り部分を黄緑で書いたものが以下である。

で, 2015.3になって野田線(なんちゃらアーバンラインとか気色の悪い名前は断乎拒否!)のアンダーパスが出来てるニュースに触発され,ちょっと関連記事 を漁った一環で幾つか情報を得た。主に香取台の反対運動の所で参照した黄色い蛇足氏のサイト内であるけど,柏市と沼南町の合併に際して決められた新市建設 計画に於いてこの3-4-22を含む5路線が優先課題として挙げられ,更に本多柏市長が施政方針演説で3-4-22の最優先を明言したそうな(ソース)。先程の香取台の件で,香取台の近くのトイザラスの敷地は市長の会計責任者の所有地だそう(ソース)なのであの辺の開発も視野に入っていたのかも知れない。ただ沼南町との合併(2005年)から10年経っても野田線のアンダーパス以外は目立った動きは無い様である。。


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