
京奈和自動車道は、大和平野を南北に縦貫して京都と和歌山を結ぶ延長約120kmの高規格幹線道路です。広域的には、既存の高速道路および主要な国道と連
携することで相互のネットワークを形成し、近畿大都市圏での時間短縮を図るとともに京都~奈良~和歌山の拠点都市の連携強化を図ることとしています。
また、地域的には奈良県の南北軸として骨格をなし、なら半日交通圏道路網構想を支援する道路です。県内の交流の促進や国道24号の渋滞緩和、交通事故の減
少、走行時間の短縮、定時性の確保など地域の活性化に寄与する役割を担っています。
京奈和自動車道「大和・御所道路(大和区間)」とは
大和・御所道路は、大和区間と御所区間で構成される延長約27kmの道路です。そのうち、大和区間の約14kmは西名阪ジャンクション(仮称)を起点とし
奈良県下の中核都市である大和郡山市、橿原市を含む3市3町を通過し、大和高田バイパスに接続する区間であり、自動車専用道路(高架部分)と一般道路(平
面部分)から構成されています。
このうち、今回開通するのは郡山南インターチェンジ(天理市二階堂北菅田町)~橿原北インターチェンジ(橿原市小槻町)間の高架部分約7.8kmと、西名
阪自動車道郡山インターチェンジ(大和郡山市伊豆七条町)から県道天理斑鳩線(天理市二階堂北菅田町)までの平面部分約1.7kmです。
なお、今回供用を開始するインターチェンジは郡山南インターチェンジと橿原北インターチェンジです。三宅インターチェンジ(仮称)と田原本インターチェン
ジ(仮称)は今回は開通しません。
|