道路族 京阪奈の道路交通
京奈和道(京都奈良和歌山)
京奈和道
=奈良区間=
2011.1.2作成開始 2015.2.12加筆


ざっくり云って,奈良区間は大和北道路と大和御所道路と五條道路からなり,大和御所道路は大和区間と御所区間からなる。
大和北道路 大和御所道路 五條道路
大和区間(詳細) 御所区間(詳細)

大和北道路
奈良市を中心とする区間


資料はこ の辺参照

大和御所道路
大和区間と御所区間からなる

国 交省・近畿地方整備局・奈良国道事務所

一般国道24号京奈和自動車道「大和・御所道路(大和区間)」の郡 山南インターチェンジ~橿原北インターチェンジ間の高架部分(7.8km)と西名阪自動車道郡山インターチェンジ ~県道天理斑鳩線間の平面部分(1.7km)が、2006(H18)年4月15日(土)16時に開通 しました。

  京奈和自動車道は、大和平野を南北に縦貫して京都と和歌山を結ぶ延長約120kmの高規格幹線道路です。広域的には、既存の高速道路および主要な国道と連 携することで相互のネットワークを形成し、近畿大都市圏での時間短縮を図るとともに京都~奈良~和歌山の拠点都市の連携強化を図ることとしています。
また、地域的には奈良県の南北軸として骨格をなし、なら半日交通圏道路網構想を支援する道路です。県内の交流の促進や国道24号の渋滞緩和、交通事故の減 少、走行時間の短縮、定時性の確保など地域の活性化に寄与する役割を担っています。

京奈和自動車道「大和・御所道路(大和区間)」とは

大和・御所道路は、大和区間と御所区間で構成される延長約27kmの道路です。そのうち、大和区間の約14kmは西名阪ジャンクション(仮称)を起点とし 奈良県下の中核都市である大和郡山市、橿原市を含む3市3町を通過し、大和高田バイパスに接続する区間であり、自動車専用道路(高架部分)と一般道路(平 面部分)から構成されています。
このうち、今回開通するのは郡山南インターチェンジ(天理市二階堂北菅田町)~橿原北インターチェンジ(橿原市小槻町)間の高架部分約7.8kmと、西名 阪自動車道郡山インターチェンジ(大和郡山市伊豆七条町)から県道天理斑鳩線(天理市二階堂北菅田町)までの平面部分約1.7kmです。
なお、今回供用を開始するインターチェンジは郡山南インターチェンジと橿原北インターチェンジです。三宅インターチェンジ(仮称)と田原本インターチェン ジ(仮称)は今回は開通しません


位 置図


標準断面図(単位:m) 

  概 要図

 
(1)所要時間の短縮
大和・御所道路(大和区間)の部分開通により、南北の移動時間 が大幅に短縮され、県内の 道路交通の利便性が向上します。所要時間の短縮による経済効果は年間約730億円と予想されます。

(2)交通混雑の緩和
大和・御所道路(大和区間)の部分開通により、交通の転換が図 られ、並行する国道24 号の交通混雑の緩和が期待されます。

(3)交通事故の減少
大和・御所道路(大和区間)の部分開通により、交通の転換が図 られ、並行する国道24 号の交通事故の減少が期待されます。

(4)観光への支援・地域の活性化
大和・御所道路(大和区間)の部分開通により、県内における南 北方向の移動時間のばらつ きが小さくなり、移動時間の確実性が向上します。
(5)工事コストの縮減
PC合成桁の適用や機能分離型支承の採用等、新たな工法の採用 や現場内における建設発生 土の有効利用、コンクリート二次製品の活用、鋼橋の少数主桁化等により、工事コストの縮減を図っています。

2006年の劃期的な開通から暫く停滞していたが,2015年は久々の開通ラッシュ。