高山ICアクセス・富山高山連絡道路 2013年08月24日08:43 岐阜新聞 高山国府バイパス 来月22日に全通 http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20130824/201308240843_20754.shtml 国土交通省高山国道事務所は23日、高山市冬頭町から同市国府町金桶までを結ぶ国道41号高山国府バイパス(全長6.3キロ)が9月22日に全線開通す る、と発表した。中部縦貫自動車道高山インターチェンジ(IC)へのアクセス向上や国道41号の渋滞緩和などが期待される。バイパスの中心は高山国府トン ネル(全長3.3キロ)で、これを含む5.1キロ区間が自動車専用道路となる。 国道41号から高山ICまでの区間は、2004年度以降に暫定開通しているが、全線開通以降は4車線化工事に入り、16年度の完成を目指す。今回は、高山IC以北の高山国府トンネルが完成することから全線開通となる。同バイパスの総事業費は465億円。 同トンネルは片側1車線の自動車専用道路で、地下水を利用した消火設備や予備電源、避難トンネルなど最上級の防災機能を備える。照明はLEDを採用し、地下水を利用した抗口付近の融雪・凍結防止設備などもある。 同事務所では、全線開通によって高山市中心部と飛騨市古川町が自動車で約20分間でつながり、1日当たり2万台以上の交通量を見込んでいる。 ■富山高山連絡道路 ![]() 2010年10月29日 中日新聞 楡原―庵谷 来月20日開通 富山高山連絡道 初の完成区間 http://www.chunichi.co.jp/hokuriku/article/news/CK2010102902000129.html ![]() 富山市と岐阜県高山市を結ぶ幹線道路として整備している「富山高山連絡道路」のうち、富山市の楡原(にれはら)-庵谷(いおりだに)間三キロが十一月二十日に開通する。初の完成区間で、大雨や積雪で度々規制されていた国道41号のバイパス機能を果たす。 富山高山連絡道路は全長約八十キロ。北陸自動車道と中部縦貫自動車道などを補完する地域高規格道路として、一九九四年十二月に計画が持ち上がった。 このうち富山市楡原-猪谷間七・四キロについて、片側一車線で時速六十キロで走行できる計画が決まっている。同区間以外では、庵谷-片掛間二・八キロは既存の国道41号をそのまま使用。残る片掛-猪谷の一・六キロは今後、用地を買収する。 国道41号の楡原-猪谷間ではこれまで、雨量規制や土砂崩落、雪崩などで、年平均約五十九時間の交通規制(全面通行止めや片側交互通行)が行われてい る。国土交通省富山河川国道事務所によると、楡原-猪谷間が全面開通すれば、一定の雨量を超えると交互通行などになる規制区間から外れる。新設する道路は 急こう配がなく、登坂不能車による渋滞解消も期待される。 (山田晃史) 大沢野・富山南道路ルート決定 住民同意受け着工手続き http://www.kitanippon.co.jp/contents/knpnews/20061126/1585.html 2006年11月26日 国土交通省が整備を進める「富山高山連絡道路」のうち、富山市楡原(細入)-同栗山間12キロを結ぶ大沢野・富山南道路の最終ルートが固まった。工事を 受け持つ富山河川国道事務所は、沿線住民とルート合意の手続きが整い次第、調査区間から着工に向けた整備区間への指定手続きを始める。 大沢野・富山南道路は、富山市と岐阜県高山市を約一時間で結ぶ片側二車線の地域高規格道路、富山高山連絡道路の一部。計画に住民の意見を反映させるPI(パブリック・インボルブメント)を採用し、十三年三月から議論を重ねてきた。 大沢野・富山南道路のうち、富山市楡原(細入)-同市塩(大沢野)間八・五キロは十四年一月に概要ルートを公表済みで、今回、旧大沢野町から旧富山市に至る塩-栗山間三・五キロのルートが固まった。 県道富山笹津線に並行するA案、若草町や南栗山の住宅街西側を通るB案、両ルート案の間を通るC案を軸に検討が進み、渋滞ポイントとなっている下大久保 交差点の混雑緩和効果やまちづくり、建設コストなどを考慮。移転物件が少なく、栗山の国道41号と最短で結ぶA案でまとまった。 ルート内には五、六カ所のインターチェンジを設置する予定。国道41号との最終的な接続地点は、計画中の富山外郭環状道路の計画とすり合わせ、詳細を決定する。 既に地元は了解の意向を示しており、富山河川国道事務所が示したルート帯案を受け入れる内容の提言書が月内にも提出される見通し。これを受け、同事務所は、着工に向けた整備区間への格上げを目指し、都市計画決定や環境影響調査などの具体的な作業を進める。 富山高山連絡道路のうち、楡原-猪谷間は十五年に着工し、二十年度以降に利用開始の見通しとなっている。 |