道 路族index 神奈川 県渋滞箇所 一般国道246号
新 東名(第二東海自動車道) 圏央道(首都圏中央連絡自動車 道)
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2010.12.03完成
2014.9.12修正
厚木秦野道路 (あつぎはだのどうろ)(神 奈川県渋滞箇所⑦)

2010年度現在の計画図と着工区間は以下の通り。ICの配置・向きがまともにR246の現在の慢性的渋滞を解消としているように見えないのが腹立たしい ところ。これでは単なる第二東名のアクセス補助路線的な位置づけで,R246のバイパスを通りたい人は現東名の大井松田IC~厚木ICが空くだろうから そっちを経由してくれと云った感じである。

1.     概 要
 厚木秦野道路は、一般国道246号バイパスとして現道の交通混雑の解消を図るとともに、第一東海自動車道(東名高速道路)、第二東海自動車道、さがみ縦 貫道路を相互に連絡し、県央・湘南地域の広域的ネットワークを形成し、且つ、沿線の関連開発計画の支援、沿線都市の健全な発展等に寄与する自動車専用道路 です。
 平成14年度は、伊勢原地区の用地買収に着手するとともに平成13年度に事業化された厚木地区では、順次測量調査等を進めるとともに、一部区間で工事を 促進していきます。
 また、並行する都計道西富岡石倉線事業と一体となって、設計・用地買収手続きを進める必要から伊勢原市西富岡地区の0.7km区間について、平成14年 度より事業に着手します。

2.    計画諸元
全体計画
計 画区間 厚 木市中依知~秦野市八沢
規   格 第1 種第3級
設 計速度 80km/h
延   長 約29.1km
車 線 数 4 車線

着工区間

①厚木地区 ②伊勢原地区
地 先 名 厚木市中依知(あつぎしなかえち)~同市飯山(いいやま)
(さがみ縦貫[(仮称)厚木IC・JCT]~一般国道412号BP[(仮称)厚木北IC])
伊勢原市西富岡(いせはらしにしとみおか)~同市善波(ぜんば)
(第二東名[(仮称)伊勢原北IC]~一般国道246号[(仮称)伊勢原西IC])
延  長 3.6km 4.8km
構造規格 自 動車専用道路(第1種3級、4車線、設計速度80km/h)

3. 経 緯
・平成8年6月11日 都市計画決定
・平成10年度    事業化(伊勢原北IC~伊勢原西IC)延長約4.1km
・平成10年6月16日 地域高規格道路の計画路線に指定。(厚木IC・JCT~秦野西IC)延長約29.1km
・平成10年12月18日 地域高規格道路の整備計画に指定。(伊勢原北IC~伊勢原西IC)延長約4.1km
・平成11年12月17日 地域高規格道路の整備計画に指定。(厚木IC・JCT~厚木北IC)延長約3.6km
・平成13年度 事業化(厚木IC~厚木北IC)延長約3.6km
・平成14年度 事業区間延伸(伊勢原市西富岡~伊勢原北IC)延長約0.7km
・平成26年3月31日 地域高規格道路の整備計画に指定。(伊勢原西 IC~秦野中井IC)延長約5.2km
・平成26年度 事業化(伊勢原西IC~秦野中井IC)延長約 5.2km

出典:横 浜国道事務所・厚木秦野道路

4   延長

  約29.1km

・ 市町別


都 道府県 市・ 町 延 長(km)
神 奈川県 厚 木市 9.8
伊 勢原市 7.5
秦 野市 10.6
中 井町 1.2

5   連結予定施設

IC・ JCT名(仮称) 連 結位置 連 結予定施設
圏 央厚木IC・JCT 厚 木市 さ がみ縦貫道路(首都圏中央連絡自動車道)
厚 木北IC
国 道412号バイパス
森 の里IC
都 市計画道路船子飯山線
伊 勢原北IC 伊 勢原市 新 東名高速道路及び都市計画道路西富岡石倉線
伊 勢原西IC
国 道246号
秦 野中井IC 秦 野市 東 名高速道路及び県道71号(秦野二宮)
渋 沢IC
都 市計画道路渋沢小原線
秦 野西IC
新 東名高速道路及び国道246号
出典:神奈川県広域幹線事 務所(厚木秦野道路について)
2010(平成22)年から2014年の間に,と云うか今年になって伊勢原西IC~秦野中井ICが着工となったようである。10年近い着工のラグがあるの でこの区間の開通は更に先になろうけど。

【神奈川】厚木秦野道路暫定2車線で整備 横浜国道 (H18/12/6)
http://www.kentsu.co.jp/kanagawa/news/p02169.html
  国土交通省横浜国道事 務所は、厚木秦野道路の整備で、事業化区間の早期供用に向け、暫定2車線 で整備を進める方針案を固めた。地元からの強い要望も踏まえ、限られた事業費の中でより早く事業の効果を表すための措置。地元自治体などと詳細な協議を行 うとともに用地買収を進め、今後10年間程度での開通を目指す。
 厚木秦野道路は、さがみ縦貫道路と接続する、計画区間東側の厚木市中依知の圏央 厚木IC・ジャンクション(JCT)から、伊勢原・秦野・中井町を経て、秦野市矢沢の秦野西インターチェンジ(IC)に至る延長29・1㌔の都市計画道 路。このうち、厚木地区(さがみ縦貫道路と接続する圏央厚木IC・JCT~国道412号と接続する厚木北IC間、延長約3600㍍)と伊勢原地区(第二東 名と接続する伊勢原北IC~国道246号と接続する伊勢原西IC間、延長約4800㍍)の二つの地区を事業化している。当初計画での幅員は20・5㍍で、 4車線
 事業化後、道路線形や構造物の形式などを固めるための予備設計を段階的に行っているほか、地元説明の終わった地区から用地買収を進めて いる。しかし、公共事業費の削減傾向の中で、用地買収の伴う大型事業は多くの事業費と時間を要するため、地元からは、国道246号沿線の慢性的な渋滞の解 消に向けた暫定整備を求める声が出ていた。
 同事務所では、こうした要望も踏まえ、事業効果を早期に表すことが重要との判断か ら、暫定2車線で整備する方針を固めた。
 用地買収については、完成形(4車線)で進め、一定区間がまとまった地区から2車 線で道路を建設する。
 (現在未着工の)厚木北IC~伊勢原北IC間の事業化についても、地元と協議しながら事業化を検討していく見通し。
  厚木地区では、地質調査や用地測量がほぼ完了、道路線形や構造物の形式などを固めるための予備設計を進めてきた。さがみ縦貫道路と接続するため、圏央厚木 IC付近では、一部で既存道路の改良工にも着手済み圏央厚木IC・ JCT~国道129号区間での用地買収は、面積ベースで90%以上となっているが、同 区間以西の用地は未着手のため、全体の用地進捗率は9%にとどまっている。06年度は、国道129号~厚木北IC区間の延長約3000㍍で 用地買収に着手 し、厚木地区の全区間で用地交渉に入る。
 一方、伊勢原地区では、伊勢原北ICから南側の延長700㍍部分は予備設計が完了していないため、地元 への用地説明をまだ実施していない。続く延長1100㍍区間は既に用地買収を進めており、同区間だけの用地進捗率は約70%となっている。こちらは06年 度、同区間から南側の、伊勢原西ICまでの延長約3000㍍区間で、新たに用地買収に着手する。
(2006/12/6)
<伊勢原北IC付近>r603を併せて改良する予定


4.文 句 
冒頭でも触れたが,厚木秦野道路は必要な道路だと思うのだが経路がアホすぎるようにも思えるのだが。。先ずは圏央厚木から東京側が欠落している。和光富士 見道路や東埼玉道 路,北千葉道路みたいに外環にひっつければ其れで佳し的な態度なのかもしれないが外環なら兎も角此処は未だ相模川よりも手前の圏央道であって,R129の 現道ともインターで結ばれる訳でもない。。どこまで効果的か疑問である。

将来に延長は当然考えてるのであろうが,座間市の都市計 画道路に もそれらしい対応物はない。。と思ったが,将来の都市構造図の左下に怪しい計画線らしき破線が。左上の黒線が座架依橋からr42藤沢様厚木線から南林間に 至る道路であるので厚木方向の接続場所的にはあってるけど急カーブを描いてしまうのは方向として疑問・・。
<将来の都市構造>

<土地利用構想>

更に早期開通を目指すなら平行するr603建設区 間以北は後回しにしてr603経由とすればいいのではないか。

<(都)上今泉岡津古久線>
現行計画でも都市計画道路上今泉岡津古久線として指定されて,一応r63を西富岡地内の分れ道交叉点以北使って厚木方面のバイパスにしようとしている節が あるのだからどうせなら千頭坂下付近から R129/R246の妻田そりだ交叉点迄の建設に宛てた方がマシ。

(イ)R412沿いのヤマダ電機付近にそれらしい空き地が確保されている。現状では中央の本線部敷地にはセイタカアワダチソウが生い茂っている。
09.10

(ロ)ゴルフ場脇のr63と計画線が合流する辺り。急カーブで道は真っ直ぐ延伸して貰いたそうである。
09.10

(ハ)r63上の先行開通区間の様子。道は4車線で完成しているが中2車線は塞がれている。この区間の問題点としては右折レーンの敷地がない交叉点がある ことか。禍根を残しそうではある。
09.10

この道路(上今泉岡津古久線:赤線)は厚木市都市計画道路図に拠ると厚木の裏手をぐるりと回って計画されている。
出典:厚 木市
またこの(都)上今泉岡津古久線はr63相模原大磯線の改良的意義づけもあるが,白川~小野付近は狭隘で話しにならない。(歩道整備したりしているので神奈川県 的にはこれでOKなのかも知れないけど。。)
と云うことで上今泉岡津古久線の計画厚木秦野道路の既着工区間厚木秦野道路の既存の計画がR246のスムーズな迂回路に成っていないと云う3点を組み合わせると以下の様な提案となる。
これでは金田陸橋の救済には成らないけど,R129との分岐部は圏央道の建設でマシになるのではないか?それを前提とすれば厚木市街地~伊勢原市街地の迂 回が以下の様な計画の組み合わせで可能となる。

また水色線の県道整備部は第二東名のインターと併せて厚木秦野道路と平行して造る様である。

从(したが)って伊勢原西IC~(A)地点迄は着工されているのであるから小野橋際(玉川渡河部)~妻田そりだ(R246現道部)をしっかり繋げる事を考 えて,重複部分は後回しで良いではないか?
小野~妻田の内,妻田そりな交叉点~(ロ)地点は上で見た様に一部で開通済みであるし早期に着工すれば早期に開通出来そうである。
残るは白山交叉点~小野橋際交叉点である。ここが出来れば R246のBP的な道路が出来るのである。取り敢えず暫定2車線で良いので早急な事業化を望みたい。今からでも大概掛かりそうであるけ ど。。その後小野橋際付近から(A)迄の都計道の整備だな。