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名浜道路(;´Д`)

名古屋三河道路と被って違いがよく解らなかったけどどうやらこちらは三河湾沿岸国道R247(+衣浦トンネル有料道路)の改良道路の様である。名前からし て解らない。名古屋と浜松を結ぶとしか思えないんだけど。。
ソー ス・愛 知県
しかもなんと下図で見る様に名古屋三河道路より計画の熟度は高いらしい(;´Д`)
出典:国交省

ソー ス:半 田市

蒲郡市内から真っ直ぐに西へ延びるr41西尾幸田線のアツイ走り(この辺↓とか)を個人的にはかなり注目していたのであるけど,こいつでもう十分ちゃうかという突っ込みは否めないん だけど。。


公の資料に当たってみよう。一番熱心なんが碧南市のようである。

名浜道路
名 浜(めいひん)道路は三河湾周辺地域相互の連携を強化するとともに、2005年2月に開港した中部国際空港と西三河、東三河を結ぶアクセス道路として、物 流、経済、文化の発展に寄与するものとして大きく期待されています。
平 成19年3月30日付けで常滑市から蒲郡市までの約40km区間中、碧南市から額田郡幸田町までの約21kmが地域高規格道路(※)の「調査区間」に指定 されました。 ソース:碧南市
ソース:碧南市

名浜道路の早期実現に向けた活動
 平成5年1月27日 三河臨海部と中部国際空港を結び、総合的な地域開発、 発展に資することを目的として「西三河南部東西道路 推進協議会」を設立
平成6年10月5日 会の名称を「名浜道路推進協議会」に変更
 平成10年6月16日 名浜道路が地域高規格道路の計画路線に指定される
 平成15年6月2日 7商工会議所、10商工会により「名浜道路推進経済連 合会」を設立
 平成19年3月30日 国土交通省道路局長より碧南市から額田郡幸田町間約 21㎞が調査区間に指定される

なるほど~。取り敢えずは半分しか認められてない──新しい第二名豊道路が認められている,なんかではなくr41とR247の4車線化・一部立体化が認め られていることだと同義だと信じる──けど,大風呂敷としては西知多道路(良い道路だ)から中部国際空港に至ってそこから知多半島を横断し碧海を横断した 後に幸田町須美付近で名豊道路に接続するプランらしい。
素敵な快速県道4車線化とは逸脱してきてる感がプンプンしてくるけど最終的には名豊道路や浜名BP経由で浜松を視野に入れているらしい。

調査区間とされてるけどどんな調査が行われてるか知らないけど,海岸沿いをうねうね走る高速道路造るぐらいなら,この位(寺津大明神交叉点も含めて)改良して後は現道の地平のまま立体交叉化も不要で4車 線化,しかもそのまま名豊道路ではなく蒲郡中央BP経由で豊川橋迄で良いような気がする(2車線で残るR23現道の豊橋市の西端の梅薮付近の4車線化が肝 である♪名鉄西尾線との交叉部が踏切なんで立体化しないとダメだけど。)

アップで見ると寺津大明神~菱池町外河原のr41は拡幅工事されちゃってる様に見えるけど。。
この碧南市←R247~寺津大明神~r41~菱池町外河原~r383蒲郡碧南線~細池町神明→の道路はこの先,r43岡崎碧南線・r327市場福岡線・ r26岡崎環状線等に指定されてR1との岡崎インター西交叉点に至り,そこからr26やr56名古屋岡崎線や途中の未開通区間を経て名古屋市の東海通へと 繋がっている。岡崎市内では(r26の指定は伊達では無く)半環状線を形成しその半環状線から碧海・衣浦方面と名古屋・弥富方面の県道を放射する大きな枠 の中にあるのである。
岡崎~衣浦間は最後に残っていた新幹線付近が無事完成したようでR1の慢性的渋滞を鑑みるに名古屋岡崎線の重要度の方が上と思われるにも拘わらずこちらが 先行した。名浜道路及び名古屋三河道路の建設が正当化されるとするならその一つに碧海・衣浦地域から東京方面へのアクセスの悪さがあると思われるのである けど,衣浦豊田道路に第二東名,事実上の新碧南岡崎線(r383+r43+r383)に名豊道路r41にR247蒲郡中央BPとその必要性は大いに疑問と云えよう。名浜道路の調査区間よりは名古屋三河道路の名古屋西港~衣浦大橋付近の方がまだ投資効果あるかな??
とはいえ,太平洋岸沿いの道路というコンセプトを見るにR247はR150(静岡~浜松)と相通じるものがある。また浜松~豊橋はR1浜名BPがある。これらと名浜道路を加えて清水区から東海市までと云うコンセプトに心が揺れない訳では無いのであるw
まあ普通の国道の改良って事で細々と半永久的な蝸牛の歩みでやっててくれればいいかな。