東海地区の道路 とは掲高速道路スレ
新東名 伊勢湾岸道 とは掲示板

東名豊田Jct〜岡崎IC付近暫定拡幅

11.12 矢作川橋梁

なんと実現してしまった。この区間は3車線化しないとどうしようもないと常々思っていたのだが。しかも用地買収無しで車線の幅員減少と路肩の削減で。こんな裏技があるのか。。ただ制限速度は60km/hに抑えられていて新東名が開通する迄の暫定措置とのことである。
最近(2013年3月)東名阪を走行したところ,御在所SA〜四日市ICが似たように幅員狭めて3車線化完成したけどあちらは制限速度の低下はなしであった。(東名阪の制限速度は80km/h。)

1.報道の様子


東名高速道路 音羽蒲郡IC〜豊田Jct間の3車線(暫定)運用を開始しました
2011年10月21日


 3車線(暫定)運用区間では,車線,路肩の巾が通常より狭くなっております。規制速度は60km/hですので,規制速度を守り,安全に走行してください。
 また,緊急時には,約400m間隔に設置されている非常駐車帯に停車して下さい。


運用区間運用開始日※
上り線豊田Jct〜音羽蒲郡ICの手前 約21km10月21日15時02分
下り線美合PA〜豊田Jct 約15km10月21日15時24分
※運用開始日時は全ての区間で規制が撤去された時間




中日新聞 2011年10月21日 20時56分
東名高速・音羽蒲郡-豊田が3車線に
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011102190205600.html


東名高速道路の音羽蒲郡-豊田間が21日午後、3車線に変わった。上り線が音羽蒲郡インターチェンジ(IC)-豊田ジャンクション(JCT)間の21キ ロ、下り線が美合パーキングエリア-豊田JCT間の15キロ。新東名高速の豊田東-浜松いなさ間が開通する2014年度までの暫定措置。

常態化している渋滞緩和のため21日まで実施された集中工事で、道路幅は変えず、車線や路肩の幅を縮めて2車線を3車線にするよう車線を書き換えた。1車 線の幅はこれまでの3.6メートルから3.25メートルに、路肩の幅も3メートルから75センチにそれぞれ狭くなった。区間中の最高速度は時速60キロに 制限され、中日本高速道路は注意を呼び掛けている。

東名高速 2車線の一部区間を暫定的に3車線にします -音羽蒲郡IC〜豊田JCT間の安全(渋滞・事故)対策として-
http://www.c-nexco.co.jp/news/1896.html
2011年2月23日


NEXCO中日本[中日本高速道路株式会社 名古屋支社、名古屋市中区、支社長 岩田久志(いわた・ひさし)]は、東名高速道路 音羽蒲郡(おとわがまごおり)インターチェンジ(IC)〜豊田(とよた)ジャンクション(JCT)間の2車線の一部区間を暫定的に3車線にします。

記 

1. 3車線(暫定)運用区間
(上り線) 豊田JCTから音羽蒲郡IC手前まで(約21km)
(下り線) 美合パーキングエリア(PA)から豊田JCTまで(約15km)

2. 3車線(暫定)運用期間
2011年秋頃から新東名(引佐JCT※〜豊田東JCT)完成後を予定 ※引佐JCTについては仮称(→浜松いなさJctとして開通)

3.事業概要
当該区間は1日に約10万台の交通量があり、朝夕の日常的な渋滞に加え、お正月やGWなどに大規模な渋滞が発生している状況です。今後、新東名の部分供用(御殿場JCT※〜三ケ日JCT※間)による交通量の増加が見込まれ、渋滞の悪化が予測されます。

そこで、音羽蒲郡IC〜豊田JCTと並行する新東名(引佐JCT※〜豊田東JCT)が完成するまでの有効な対策として、現在の道路幅の中で、車線幅や路肩幅を狭くすることで、2車線を暫定的に3車線にするものです。

2014年度に予定されている新東名高速道路(引佐JCT※〜豊田東JCT)完成後、現在の2車線へ戻します。
暫定的に3車線にすることにより、この区間の渋滞は大幅に削減され、渋滞中の事故も減少すると想定しており、安全性の向上が図られます。
※印の付されているJCTは全て仮称


4.工事期間
2011年2月下旬から2011年秋頃までを予定

5.工事概要
主に路肩部分を規制し、規制の中で交通安全施設(非常駐車帯や緊急待避所など)の設置作業を行います。一部の工事については走行車線や追越車線を規制して工事を実施します。
工事規制中は、一時的に渋滞が発生する可能性があります。ご迷惑をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いいたします。



2.現地の様子

早速伊勢湾岸道より東名岡崎地区へ進入してみる。
11.12
ランプは3から1車線分岐であるが直ぐに2車線となり,静岡方面へはそのまま2車線で接続している。新東名の愛知県区間が出来る迄の暫定措置とはいえ,本線を担うに十分な規格である(・∀・)b
東名本線へ合流

直ぐに矢作川を渡る。路肩は殆ど無いものの車線が狭いと云う感じは余りしない。

岡崎市内に入る。

所々に斜面を削って非常駐車帯が新設されていた。

故障車両乗員の緊急避難用と思われる退避用階段も新設されていた。

このような情報付き速度表示の掲示板も。

名阪国道みたいなもので皆制限速度の60km/h遵守で走っている訳ではないのでまあ快適であった♪
今後はちょっと拡幅して暫定3車線制限60km/h運用を永久3車線制限80km/hにする智慧を官僚どもにお願いしたい。

な お先日,酷いゲリラ豪雨の中この区間を走行したが,荒天時40km/hとの表示が至る所に出ていたものの,電光表示は相変わらずの60km/hであった。 勿論,皆前も見にくい状況で自主的に40km/h程度に落として走行していたけど天候管理の運用に疑問を抱かざるを得ない。

3.おさらい

破壊力抜群のこの手法であるが(デメリットも殆ど感じない),現状でも不満が無いわけではない。
3車線区間はほぼ快適であるが,その2車線との変更前が混むのである。
下り線で云うと音羽蒲郡ICの小牧方豊川市長沢町付近(下の地図で青いチェックが付けてある箇所)で音羽蒲郡IC前後の3車線区間が終わってから美合PAで3車線が始まる迄の区間の2車線が隘路となって音羽蒲郡ICの手前辺りから混むのである。

こ の辺りは東名高速とR1東海道と名鉄名古屋本線と幹線が3本も集まって近接して走る区間であるから拡幅は難しいのかも知れないが, 音羽蒲郡IC付近の登坂車線がついた3車線区間(速度制約無し)から美合PA以西の3車線区間とを,60km/hの制約を 付き即ち車線巾減でも良いから拡幅で一体化出来て渋滞はほぼ解消するのではないか?下り線の距離 は短いけどなんか問題あるのであろうか?