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国道125号線つくばバイパス((都)寺具北条線)と国道408号線延伸 <その1>
07.11.27作成

学園東大通りは筑穂の交叉点で学園西通りと交叉するが其れ以北は国道408号線を受け国道となり田中の交叉点で125号とぶつかる。
これ以北は408号は忽然と姿を消すが,wikiに拠ると中村喜四郎と明和町長の対立で喜四郎が現在の県道14号筑西つくば線の国道昇格を阻止したとの事 である。その後刑務所暮らしも余儀なくされた喜四郎であるから,さもありなんな話しではある。

それは兎も角,学園東通りはつくば学園都市の南北の大動脈であり南は荒川沖付近から延々と並木も清々しい綺麗な4車線道路で造られているが,現在では一応 この田中の交叉 点が終端と成っている。しかし,如何にも物足りないその風情に道の向こう側を覗くとなんとと云うか矢張りと云うかちゃんと既に着工されており,現在(2007年11月)は一切 の重機の姿などが見えないが,未成区間が延々と続いている。(このウェブサイトで,完成させる予定もないのに中途半端に着工する自民党土建屋政権の公共工事の無駄を散々叩いてきたッ効果が出てきたのであろうか!?2009年4月に通りがかったら工事が再開されていた(リンク先は東大通りの頁。併せてご参照されたし)。喜ばしい限りである。我々の高い意識に拠ってもたらされる政権交代を伴う緊張感溢れる政治運営が財政に規律をもたらすのである。)

より正確な地図だとこ こが田中の交叉点

脇から工事現場へ進入し田中交叉点方面を眺めた写真がこれである。既に一部舗装もなされている。
07.11

そして寺具方面を見たのがこの写真である。
07.11

最初北へ向かっていた道は暫くすると西へ振る。細い市道から田中交叉点方面を移したもの


この市道を挟んで逆側には盛土の準備らしき物がある。(2009年4月の様子はこちら参照)

現地ではまた知らなかったがここらで国道408号の東大通りの延伸と国道125号の北条付近を避けるつくば東BP構想の分岐部分なのでその為の立体交叉の 準備かも知れぬ。
特に立体交叉が必要な箇所でもなさそうなだだっ広い板東の田畑の中であるし。
その盛土をさっきとは逆に寺具方面から見たもの。
07.11
更に登って上から寺具方面を見たもの。(09年4月の画像である)
09.04
この築堤と云うか盛土と云うかの脇の敷地は恰度1車線分ぐらい空いている。
09.04

その後は西の丘陵地帯へ向け未成線は直進する。これ以降09.04に実際確認した限り工事再着工の様子は見当たらなかった。南北に走るr14の筑波山入口付近の渋滞を救済する為に東大通りの延伸部分のみ着工されたと云う事なのであろう。
ガードレールがあるのが道路予定地であり恐らく本線を形成,実際に今走れるのは側道となるか歩道となるかするのであろうか。
それにしても広い。
07.11
周囲の田んぼと比較して買収済みの部分だけ薄(すすき)の原っぱに成っており荒れた印象。
最初に来た時はこの辺で農作業をするおじさんに声を掛けて此が国道125号のBPで寺具へ抜ける予定だと教えて貰った。

山に差し掛かると買収済み用地は消えこの辺特産の芝生畑になる。芝生畑の向こう側の薄(すすき)の叢生地が道路予定地である。

その畑の直ぐ脇はもう森である。此処迄の用地買収率はほぼ100%であるように見受けられた。

踏み跡程度の道があるので抜けてみる。

踏み跡を辿ると直ぐに森は終わり芝の畑が拡がっている。
振り返って田中方面を望む。

踏み跡から直接,あぜ道に繋がるが幅員から判断するにバイパスとは関係なく予定地には入っているだろうがまだ買収は手つかずの様である。
これは寺具方面の眺望。

この辺は磯部である。上の写真の電柱の辺り迄出ると道があり,下の写真の如く道路予定地らしき木の杭と針金で出来た策が現れる。
向こうに見える白い建物は筑波西中である。手前の道は田中から磯部・高野原新田を経て北西へ進み県道214号へ繋がる市道。

その市道はつくばバイパスと交叉予定と思われる場所の手前で狭くなるが拡幅用地が準備されている。
割と広大に見えるのは冒頭の地図でも解るように県道45号真岡つくば線の予定地がこの辺で交叉しているのでその分の用地も先行買収してあるせいかもしれ ぬ。
真岡つくば線は別名を谷和原学園線といって研究学園の西端を縦貫する幹線道路であるのだが,其れに止まらず,将来的には都市軸道路と称し,茨城県の守谷, 千葉県の柏や流山北部を経由し埼玉県の三郷まで直結する構想となっている。恰度常磐道の三郷料金所付近で交叉するのでその部分にランプでも設けて貰えれば 首都高を介して都心に直結が可能となる可能性を感じさせる道である。あと30年ぐらいすれば実現するやろか。。。
下の画面右のガードレールが上の写真の杭の柵に繋がる。


以下<その2>へ続く
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