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国道125号線つくばバイパス((都)寺具北条線)と国道408号線延伸 <その2>

<その1>はこちらから

今度は125号の分岐,寺具付近から磯部方面 を目指してみる。
R125は下妻・つくば市境の下妻側まで立派な4車線化が完了している。
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そしてまさにつくば市に入る所からご覧のように2車線道路となってしまう。
下妻→つくばの光景
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つくば→下妻の光景
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ここから分岐迄は拡幅が予定されているようである。気合いがあるのか・・
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ないのか・・
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今一不明であるが住宅密集地ではないので容易なのであろう。
分岐は無 名だが信号付きの交叉点。田中への進行方向左へ岐かれる,この平らな原っぱが未成区間。

交叉点からみてもなんのこっちゃと云う感じかも知れぬが,遠くから眺めてみればそれっぽい姿を視認できて,既に一部でコンクリートの函渠が出来とる。



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築堤は丘に差し掛かる手前で切れている。その丘側の様子。この草むらが予定地。
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整地された跡がある。(中央の草の生えていない茶色の部分)
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水田地帯の中のセイタカアワダチソウの雑草帯の部分が道路予定地。


丘陵への取り付け部分の盛土で造られた勾配部の途中にはここにも函渠の地下道が出来ていた。
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今来た寺具方面を振り返る。正面の森が本頁3枚前4枚前の写真の丘 陵地である。


盛土を登攀(よじのぼ)って田中方面を撮ったもの。路盤は4車線分出来ているような感じである。
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丘陵を乗り越えた部分。相変わらず路盤は出来ているし藪が繁茂している。
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道は森に向けて一直線に進む。
切れてしまっているが下の写真の左の山は筑波山。

工事は森を前に終わっていた。突然切れた道の着工済み未成区間。
ここら辺は2車線の幅しかないようである。

周囲をうろうろするもクルマで通り抜けられる道はなさげである。
思い切って森の中に入ってみる。ご覧の感じである。

ところどころに杭が埋設されている。設計・測量は終わっているのであろう。もしかしたら買収も済んでいるのかも知れぬ。

じめじめした湿地混じりの雑木林である。なかなか良い環境ではある。

いつまで行ってもきりがなく,藪が激しくなったので引き返す。
逆側から辿ってみよう。

ぐるりと森を抜け筑波西中の脇を抜けて西中の南側の森に分け入ってみる。

こちらにも似たような杭↓があり繋がっているのが判るが,藪が激しくて先程引き返した場所迄は到達出来なかった。
周囲の明るさや藪の密集度を考えると2-30mぐらいの感触なんだけど,何処見ても似たような木々なのでまだ数百メートルあったかもしれぬ。


始めに西から分け入った大凡の経路を(1),次ぎに東から分け入った大凡の経路を(2)で示した。

ゼンリンの地図を利用させていただきました。流石住宅地図のトップ企業だけ あって細かい所迄も実に詳細で使えます。
周囲全体はここらな んでまたご覧頂ければと思いますが森区間だけで230m程なんで森の中は見通せないから遠く感じるだけでほぼ目と鼻の先で俺はうろうろしてたに過ぎない臭 い。。

森から出て田中側を見た様子。正面の建物は前回の田中→磯部での到達点である。
ただっぴろい広場に成っているのは恐らく此処が県道45号つくば真岡線BPとの交叉点に成る場所だからと思われる。

位置関係のおさらい。Mapionだとこ の辺。この地図を下にスクロールするとつくば真岡線のバイパスの終端点にほぼ行き着く事が解る。
従って冒頭の地図を再掲すると大まかに描かれたつくば真岡線と寺具北条線の交叉点付近であろう。

最後に再びゼンリンの詳細図を掲げて全体を俯瞰してみる。その1の最後に述べた様に南北から延びる県道45号線と東西から延びる国道125号BPが交わる 事が工事中を示す点線から も判る。
125号は土浦(R6)と下妻(R294)・古河(R4)を結び,45号は下館(R50)・谷田部(R354)を結ぶのみならず将来的には都市軸道路を介 して柏(R16)・三郷(外環)に迄も直結する立地なのである。今は薮に埋もれている訳だが。。
残るはこの辺りぐらいか?恰度下の 図の磯部と書いてある文字の上辺りである。


最後に甚だ散文的ではあるが行政の市議会での回答を載せておく。どうやら土地買収は遺産がらみで確定できないとかで収用が止まってる部分があるらしいがそ んなの微塵も感じさせないのんびりとした閑散地区を縫って居るように 見受けられた。

つくば市議会道路交通体系整備特別委員会 平成19年2月6日
http://www1.city.tsukuba.ibaraki.jp/dl/file/1416_1.pdf
国道 125号バイパス、つくばバイパスの整備事業につきましてですが、こちらにつきましては、つくば市寺具から田中まで、延長約 5.3キロメートル、幅員としましては4車線で25メートルという形で計画されております。こちらにつきましては、平成17年度末で進捗率66%、これは 延長に直しますと約 2,800メートルということになりますが、こちらの用地買収、並びに工事の一部と改良工事が進んでいるところでございます。下の図面にありますように 408号を延伸しまして、赤と黒の破線でありますが、黒の破線の方が今事業を着手している区間でございまして、それが約 2.8キロメートルということになっております。こちらがなぜ進まないかということになりますと、共有地、並びに相続が済んでいない、また、境界が不定だ というところで、なかなか用地が難航しているという状況でございます。

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