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上北山村の盲腸県道2題
r228及びr226

r226は大台河合線,r228は東川河合線と云ふ。どちらも行き止まりの盲腸県道で特にr288の方は途中に何もないと云っても過言では無さそう(廃村というか廃集落とかはあるらしい)。県道はそのまま村道になり薬師堂が最奥部にあるそうだが最近は道路崩落もあって行けないそうな。(薬師堂も崩壊したとか。。)県道はその崩落の手前で曲がっており,吊り橋だけ架けてその先には何もないそうな。いきてえ。。
その吊り橋が県道という証拠はこれ↓大杖橋というらしい。手許の県別マップルだと下記の計画図とは反対側の上流側に山道が続いている様だが,何分にも云った事無いので行政の"気持ち"がどの程度感じ取れるかは解らない。
鋼製とは云へグレーチング床の架設年次不明の吊り橋がその侭延伸時に車道として利用されるとも思えないけど車重制限掛けて軽自動車ぐらい走れるようにでもするのかねえ・・。

r187福住上三橋線という渋い県道の所で奈良県県土マネジメント部道路建設課作成の奈良県道路網図なるものを発見して,未成県道のルートが判明したが,今度はネット上でハルニチさんと云う方が貴重な画像をアップしているのを見つけてr226とr228の未成部分がほぼ判明した。ちょっと古い吉野土木事務所の管内図だそうである。
こんな感じ。


奈良県が未成県道の情報開示に熱心なのか,大阪府民と奈良土着民のせめぎ合いの中で土着民が圧勝し続けてる中,山中の県道建設に少なくとも或る時期迄は熱 心だったからか,まあ俺が奈良県民故によく見かけるだけなのか,都市計画図には顕れないので興味深い未成県道計画図が奈良に関してよく見付かる気が。
時々マップルとかに他では見ない道路予定図が描かれてるけどこういう地方の建設局の管内図を参考にする場合としない場合があるのであろうか?

とまれこんな山奥,忙しくなってしまった私がなかなか行く余裕がなくなってしまったのが泣けるけど,いつも通りネット地図と対応させてみる。いつか現地を 訪問して福住辺りのように悶絶する程勿体ない可成り出来てるのに途中で抛棄の工事現場がないかどうか確かめに行きたい・・・。

r228であるが私の持ってるマップルにはこの辺を小径が走ってるんだけどgoo mapには出てこない様だ。google mapも同様である。
いつか(書き込んでしまってぶしょったくなってるけえが手持ちの県別マップルをスキャンしてアップしたいと思っている。
一部,山道を利用して建設予定(だった)らしい。サンギリ林道が出来て余り要らなくなった様である。

r226の方は逆峠に通すようだがこちらは途切れ途切れに山道が描かれている。(goo map)

小橡川は北山川支流で池原ダムの上流,東ノ川は北山川支流で阪本ダムの上流である。いずれも水力発電で訪れているがこちらに水力発電は纏めてるけどレポの写真はどっかに死蔵されている。探し出して掲載したい。
→探し出してきた♪24.11の投開票日,待ってるのが苦痛で奈良南部迄出かけた際のものだった♪
道路・水発・選挙とマニア人生である♪


~小橡川とr226大台河合線~

国道から分岐。行き先は大台ヶ原ではなく小橡と成ってゐる。北山川レポはこちらへ

いざ,入川(釣り人や沢登りの人と意味が違うw)。
 

早速香ばしい感じになってきた。後南朝の史跡だそうな。
 

北山宮にあるスルーしたなんでもない支流の分岐。[→ グーグル
この手前に東 ノ川河合線の分岐があったらしい。こ れとか?

地理院に落とすとこんな感じか?

荒谷峠を越えて東ノ川へ向かうのに今ある稜線の山道を使うけど,勾配の急な取り付け部分だけ別途建設する予定だったようだ。
現在,風折川の一本北の橡谷からも一本南の向谷からも通じる荒谷峠を南北に縦走する林道は整備されてるようであり,グーグルカーも辿り着いている[ストビュウ]。
道路予算は不足していても農林水産予算は潤沢で全国で無駄な林道をガバガバ作り続けていたのは皆さんもご存知の通りである。まあ県道は不要(多分林道よりも規格が高いから建設費も掛かる)という判断となんたのではないか。

キロポスト

左又谷・右又谷出合手前にある道路の分岐と橋(EL.428m)

下流の眺め

川の出合付近。画面奥が左又谷

道も悪くなってきたので引き返してきた。

グーグルカーはこ こまで来ている。地理院だと恰度道 が細くなって温泉がある辺りだが,ストビュウに温泉らしきものはないよねぇ。。
地図では計画ではクラガリ又谷の出合で道が終わっており,計画では県道大台河合線はそこからクラガリ又谷の方へ登っていく計画らしい。

こちらも県道指定の右又谷では無く林道指定の左又谷を行くと,舗装された良い道が大台ヶ原へ通じるスカイラインにまで導いてくれる。
ここも県道予算なし,林道予算ありの構図が透けて見えてくるのである。