道路族TOP 第二京阪(枚方~交野) R168・(都)枚方大和高田線
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(主)枚方大和郡山線・(都)神宮寺村野線・(都)村野交 野線

現在,というか此処半世紀程,莫大な箇所で国道・県道・市道の改築・改良が進み,長大な新道が開通させられた。
その一方で莫大な距離の旧道が発生することになる。その一部は廃道化され多くの趣味者のフィールド(なんといっても山行がが一番アツイ)となり,一部は廃道化されずに趣 味系行政改革論者(殆ど居ないけど俺とかw)の怒りを買っているけど,それらは一部であり,大部分は生活道路等として市民生活の便に引き続き供されている のである。

これらの旧道達,例えば国道1号線に対する静岡県道のr380・r396・r208・r381・r415・r253・r261と云った一連の旧道群,R25に 対するr754などの過酷な交通の負荷には耐えられなくとも近隣市町村との交流には十二分な機能を発揮し,県道として活躍するものも多い。即ち一段格下の 道路としては機能出来る場合も多いのである。
しかしこの旧道,BP・新道と交叉したりする際にぶつ切れにされたり,渋滞交叉点になったりと必ずしも十分に機能を発揮出来てない場合も多い。例えば国道16号と埼玉県道2号の南中曽根の様な交叉点渋滞やR168 壱分BPの旧道の様な一部狭隘区間の存在などである。

さて,前振りが長くなったが……R168である。まだr7枚方大和郡山線は出てこないかのとお叱りを受けそうだが,枚方中心部(長尾とか牧野とか中振では なく枚方駅周辺と云う意味)から奈良県へ向かう幹線道路として国道168号は指定されている。同じ枚方中心部から奈良県へ向かう主要地方道(府県道)とし てr7が指定されており,山越えのルートや奈良側の谷筋が違うとは云え両者は枚方~奈良北部では兄弟のような関係である。
このR168現在はR1枚方BPと天の川交叉点で平面処理で分岐・交叉しており,枚方BPの一つの重大な渋滞ptとなっている。天の川だの池の宮北だ の連続する渋滞箇所に行政当局は取り敢えず古い枚方BPを諦め,第二京阪に邁進したのである。その為,天の川交叉点の改良は放置され,しかも第二京阪沿道 の反対運動に押し切られて第二京阪の無料部(側道の一般部)を京田辺から寝屋川の讃良川迄片側1車線にしてしまいバイパス効果を十分に発揮することなく渋 滞が津田北町・長尾台私部西寝屋付近で頻発し,今に至るまで天の川の渋滞は解消され ていない。。
それそれ第二京阪の交叉点改良とその前後の一般部の拡幅で対処すべきであるが,R168の改良も再開すべきである。

R168の改良は(都)枚方大和高田線という。詳しくはこちら参照。概観すると 下の地図に集約される。天の川で合流する現168を一筋東側の立体交叉に移すというものである。狭隘でなんども右折・左折を強いられる現道が大改良される んのである。そういう期待度を込めて云うと大阪府による交野市区間の(都)天の川磐船線の一部区間の廃止は可成りの愚策であった。第二京阪の建設で揉めた 交野市民へか関西連合に加わらない奈良県への嫌がらせか判らないけど酷い政策である。交野市民の反対か荒井奈良県知事への大阪維新の嫌がらせなのか,維新 の政策に面从腹背する都市計画審議委員や役人の意向なのか誰か明らかにして欲しい所である。。閑話休題,R168であるがこの都計道が完成すると現在の道 路は旧道化する。右往左往する現道は生活道路として機能しようが,渋滞対策でがっつり武装された天の川交叉点は手持ち無沙汰になるであろう。
それに対する何十年前かの都市計画当局は大局観を持って都計道を計画していた様である。詰まりそれがr7枚方大和郡山線の改良道路としての(都)村野神宮 寺線なのである。これによって村野から天の川に出たr7の交通は恐らくR168のそれよりは少なくなるであろうから交叉点処理の天の川でしっかり処理可能 となるであろう。(正確には(都)枚方交野線が計画されていて京阪国道の下を立体交叉で枚方中心街へ抜ける様であるが。。)


 

<枚方市区間>


交野と枚方の市境付近に一部先行開通していく区間がある。ほんの一部だけど。赤線が廃止になった部分で黄線が残った路線。東海大仰星の横をすり抜けていくのが池之宮村野線である。
せめてr7現道から村野幾野線+池之宮村野線へスムーズに直進出来る計画(橙線)だけでも残しておけば良かったのにと思わざるを得ない。。




<交野市区間>
まずは大阪府の見直しで村野神宮寺線が一部区間廃止の上,2線に分割された。幾野倉治線及び村野幾野線である。
現路線名 変更内容
村野神宮寺線
一部区間の廃止(約1,320m,下地図紫線部分),名称変更
(延長)約2,260m→約870m (幾野倉治線)
           約 70m (村野幾野線)
ソース:交 野市
そして次ぎに幾野倉治線に関して更に廃止・区間短縮とした。

ソース:交 野市



第二京阪アクセス道としての村野神宮寺線
所在地 交野市倉治2丁目から交野市青山4丁目(上地図の府道交野久御山線以東の区間)
完成年次 2010(H22)年3月20日
目的 交野市中心部から第二京阪道路交野北I.Cへの主要なアクセス道路とし て整備
概要 事業延長 約480m
道路幅員 14-22m
ソース:大阪 府

アクセス道として新設された区間の起点である倉治2交叉点

坂を下りた所にある交叉点の様子。側道から第二京阪と片町線の向こう側のr7現道へ抜けることは可能ではある。

第二京阪からの坂を下る途中。都市的な防音壁の中を下る。


交叉点の様子

計画は廃止されてしまったが山越えルートの入口付近まで計画は延びていたようである。
第二京阪の交叉点の向こう側の田園風景。「都市」計画の対象という感じでは確かにない・・

交野山手線も廃止になってしまったし仕方が無いとは思うけどちょい残念。。

ここから山越え。山越え道にスムーズに接続する形であった(ソース)
悪名高い(←俺の中で)天の川磐船線の一部廃止と同時であった。奈良への悪意が感じられないことも無い所以である。。
関西創価高校の送迎ももっと楽になるし公明党ももっと騒いでくれれば良かったのに。

地図では切れてしまっているがあと少しで傍示である。
傍示の交叉点で(市)狭戸穂谷線とr7BPと 交叉する。こちらは旧道を直進し高山南北道へ這入って行く事になる。

それにしても枚方大和郡山線と枚方大和高田線の2本の主要地方道が両方とも奈良県の市街地方面で4車線化されつつも,片方が国道化される一方でもう片方は 都市計画も縮小され,峠越えも悲惨な狭隘区間と随分と差が付いてしまったようである。まあ対抗してr7を国道に昇格させて国道169号の起点を枚方に(し て改良を)!とは冗談でしか思わないけどw

この高山南北道,県道以南で4車線で計画された高山地区の大幹線であるが高山第二工区という宅地開発が停止した今,新しい計画と併せて縮小を含めた改廃が 検討されるべきであろう。以下,生駒市道6・7・8号の頁を参照されたし。