道路族 とは掲 都市計画スレ
R170外環状線 十三高槻線 大阪内陸縦貫道路
茨木市都計道 摂津市都計道

(都)茨木寝屋川線

R170外環状線が折れる石津元町交叉点を起点に淀川新橋を経て野々宮2丁目で(都)十三高槻線・r14BPと交叉しその後北上し桑田町付近に至るr19 に被せて指定されている都計道がこの茨木寝屋川線である。
此処より未成区間に入り,計画ではその後茨木市街を縦断し大住町に至り,其処よりr15となって西河原西交叉点でR171西国街道に至る。
西河原西より更に北上しr46となり名神高速と耳原交番前で交叉するが,ここより再び未成区間となり,都計道は西を向いて上郡2丁目でR171中川原交叉 点で終点となる。(直進して北上する道路は (都)耳原大岩線として新名神の茨木北ICのアクセス道路である。)

広域的には湾岸線の助松Jctからr2・R171を経て西宮の札場筋に至る路線を(大)大阪中央環状線とすると,R171・R176・R170と一緒になって,泉佐 野から宝塚に至る(大)大阪外環状線を形成するための重要な路線である♪

ところが,上の地図では主要な関連道路を黄線で, 建設予定道路を橙線で 描いたが,赤線部分は渋滞箇所である。
特に茨木市内は奈良・宇野辺付近の渋滞を避けたく進入することがあるが,やはり混んでゐる。。
万博公園からJR茨木駅西へ出るr129南千里茨木停車場線は4車線であるからそれを活かす形(よおは混むr14との交叉点にして2車線への減線箇所の駅 西交叉点手前からアンダーパスか陸橋の建設。)で茨木鮎川線と繋げる形で,茨木市中心部の東西の流動を劇的に改善する施策が有効かと思われる。茨木市の総力を挙げて取り組んで貰って良い♪国もお墨付き(=潤沢な補助金)を出すスキーム考えるべき。これにより茨木市中 心部の流動が活性化するとともに,万博の周回道路とr19・茨木寝屋川線を介して,奈良・宇野辺の北側で中環西側と外環状線が直結するのである(`・ω・ ´)→と思ったら茨木市は総力を挙げて茨木松ヶ本線の建設(マウスオーバーで現れる茶線)で奈良・宇野辺の北側でr14と外環をr138を介して直結する様である。r138は阪急のガード下で混むのでどの程度機能するか懐疑的な面もあるが交叉点改良して折角の道路投資を有効なものにしたい。

1.茨木市内区間

(都)茨木寝屋川線(茨木市内)
起点 上郡2丁目
終点 宮島1丁目
幅員 20〜44.5m
延長 6,960m
たかが全長7kmの道路,何故開通させられないかとの思いでいっぱいだが,まあ茨木の割と中心部をかすめる訳でそれなりに大変なんだろうとは拝察する。。

西河原西
R171との交叉部は交通量の非常に多いR171ではなくこちら側に立体交叉の敷地が用意されている。将来は新名神と茨木市街中心部のアクセス道路として機能するのが此方側であることを示唆している。
周辺図はこんな感じ。赤線部分が未開通区間である。

安威川の橋と将来の西河原西を立体化する構造対応物は一体化して造られている。西河原西の立体化が未成の現在はご覧のようにブツ切れになっていて,見に行った時はなんかの作業中かクルマとパトカーが停まっていた。
13.11
とてもお見せできるような写真では無いので有るけど安威川の橋の北側部分。真ん中の空き地が将来の新名神アクセスにR171を越えて行く部分の敷地。
13.11


大住町〜桑田町
この間が未開通であり,前後の府道も閑散としている。前後の中環が便利すぎて此処が出来てもそれ程転移は期待できないのかも知れぬが急いで欲しい 箇所。

桑田町東
桑田町東で現在は止まっているけどここの交叉先の道路は,茨木周辺の都市計画系ブログでは他の追随を許さない「勝手に都市計画」さんの記事に よると,(都)茨木鮎川線といい,2007年の春にほぼ開通とのこと。
問題点は彼の指摘の通り確かにこの通り(都)茨木鮎川線はr133((都)富田目垣線とのこと)で止まっていて,この茨木鮎川線が府道139号線のBP的 な位置づけであるからあとちょっと伸ばせばr139現道からスムーズに都計道に接着できたのにと思わざるを得ない。まあそれらは茨木問題の頁に譲るとして我らが茨木寝屋川線に目を転じると,大阪府都市基盤整備中期計画によれば府道の北端(図中A点)から茨木鮎川線との交叉部の桑田町東ま で延伸された様である。そして電子地図を信じるならまだこの延伸区間は府道指定されていないようである。是非もう一声,r139迄延ばして全通への意欲を見せつけて欲しいところ。

この一筋南,県道138号であるが,一度通っただけなので即断は禁物であるけど随分手前から延々と混んでおり,結局阪急の高架下の変則五叉路(新庄町+新庄ガード南)迄大渋滞で あった。
結局奈良を通らずr14の向こうへと云う意図は叶わずへろへろになって適当な空いてる道を行くと奈良の一本南側の若草町交叉点であった。

今後奈良の北側,岩倉町のサッポロ麦酒の跡地に立命館が移ってくると云う話しもあるようだが,茨木市は一体どうする心算か,と思ったら茨木松ヶ本線でJRをぶち抜き,西中条奈良線で南北に ぶちぬく算段のようである(・∀・)b
勿論,桜通の阪急の高架下の変則五叉路でどれ程機能するか不明であるがJRを


野々宮2
跨道橋は十三高槻線の本線部分


2.鳥飼地区区間

柱本
淀川新橋と連続的に柱本跨道橋が設置されr16との立体交叉を形成。流れはスムーズである。


淀川新橋の上
次の国道太間を前にして南行きはやや混んでいる。


3.寝屋川市区間

立体交叉が連続しかなりハイテンションな区間である。勿論規格に応じて交通も集中するから特にR170区間は実際の走行時は結構ローテンションだったりも するけど。。


国道太間
R1寝屋川BPには敵わずこちらが信号処理で,向こうが無停車の立体交叉である。寝屋川BPは良く混んで動かないときは動かないし途中で抜けられず此処迄連れてこられてしまうのであるが,こちらも国道を前に多少流れが悪くなったりはする。
13.10
国道太間を前に混む北行きの様子。

この交叉点は国道太間とその次の石津元町の間にあるr149(此処でも絡む)との交叉点であるが,この時はいないものの外環外回りからの右折車輌(r149南行き車輌・赤線方向)が車線を塞いでいる。右折レーンがない為だが右折レーン設置するか,(代替路はありそうであるし)そもそも右折禁止にしても良さそう。代替ルートがどの程度混むかであるけど。。

石津元町
旧京阪国道(r13京都守口線)とr19(茨木寝屋川線)の交叉にR170が絡む形。ここで枚方・高槻方向と鳥飼・茨木方向が分離合流する。
旧京阪国道に対してこちらが無停車である♪


香里園からのr20とR170旧道との合流手前にあるかっちょいい高架橋。


豊野・秦北口
かっちょいい高架橋でR170旧道を立体交叉で合流し,地上に降りたところが寝屋川警察署前。

安全橋と寝屋川警察署前はご覧の至近距離だが土手道路の合流があったりで近接して2連交叉点となっている。
そして平面道路と高架道路の流れが分離されて寝屋川警察署前から交互進入して豊野を前に両線は混淆する。
この先が3車線となっていて両者を交互進入させないと混んでしまうのであろうが,2車線から3車線区間への流入となるので合流後の本線が4車線分の幅員で実際4車線あるものの,豊野の交叉点の右折レーンとして1車線分取られてしまい,合流後の3車線がr21とR170の2車線の交互交通で十分に活用されていないのである。(内回りの描写や周辺道路を含めての記述は外環参照)

再びかっちょいい高架橋でr21八尾枚方線を立体交叉で分ける。
淀川新橋から此処迄立体交叉多用の一つのR170のハイライト区間である♪が,線形的に順路はこちら(都)茨木寝屋川線である。詳しくはR170の豊野の項で。