道路族トップへ  八潮市都市計画道路抄出 足立区都市計画道路
(都)3・4・50号垳三郷線(大正通)  補助258号線 r54草加三郷線
とはずがたりな掲示板  都市計画道路スレ

草加産業道路(r115越谷八潮線)補助109号
埼玉県には産業道路という名称・愛称の付く道路が何本か有る。
一番有名なのは産業道路と第二産業道路であろうが,県東部のこの草加産業道路も八潮から草加経由越谷に至る,R4を補完する重要な幹線道路である。(主要地方道ではなく一般地方道だけど。。)
現道のレポ及びその南側への延伸計画の様子をレポする。

=目次=
1.現道の様子 八潮市付近 草加~越谷付近
2.南進計画の様子 八潮~環七

1.現道様子  
常磐道側道の東京三郷線との交叉点から草加産業道路は始まる。八潮南ランプ入口(リンク先はMapion)である。
交叉点は十字路になっており,市道側から草加産業道路(北側)を望む。
09.02

北上してみる。八潮市内
広めの中央分離帯のある3車線幅である。
09.02

草加と越谷の市境付近
ここも一貫して3車線幅で真ん中に平面の中央分離帯(若しくは右折レーン)を配した造りで,右折するにも逆側の店舗へ行くにも本線を塞がない形である。
09.01

一部には立体交叉もある。これは武蔵野線を跨ぐ為のもの。

以下の区間未踏破。
この先中央圧延と云う工場が行く手を阻んでいる。(周辺地図)
09.04(Y)
上の部分で「中央圧延という工場が塞いでいる。。」と書いたら,中央圧延に非があるかのような言い方は良くないのではないかと云うメールを頂いたので,ネット上を調べてみたがこの辺(まちBBS・越谷市瓦曽根・西方、友の会)で断片的に議論されている。
裏を取った訳ではないが,
1.都市計画道路の計画の後に中央圧延は立地したようだ
2.中央圧延も立ち退く意志は有るようだが,代替の土地が見つからない,市や県も調査や許可に消極的
3.移転先候補の隣地のパチンコ屋は断乎として立ち退きを拒否したらしい
4.近所に移転先の敷地がある
5.準工業地帯であるが宅地化が進んでいる
だそうである。

日本は私有財産制の国であるから,例え道路の計画が先にあったとしても第一義的には中央圧延ではなく行政側がちゃんと対処して立ち退いて貰うべく対応しないと行けないのは云うまでもないのであるが,
>まあ自治体にしてみれば外に移転されたら法人税収なくなるし、道路費用かかるし都合わるくなるんじゃね
と云う書き込みもあったし確かに行政としてはより郊外に移転されるよりは暫く放置しても良いと考えているのかも知れない。。
少なくとも,それ程この寸断による域内交通網の閉塞は問題になっていないという事であろう。所詮は交通容量の少ない2車線県道であるので,開通しちゃったらしたで西側のR4から大量の通過交通が流入して大変なことになる可能性もあるし。(そういう意味では東埼玉道路の開通待ちか?)

航 空写真を見るに西隣に空き地があるから基本的に西側にずれる予定がありそうなものである。右下の建物は微妙だが,道路予定地には基本的に工場の建物は建っ ていない様である。そのまま高架橋で抜けられないのかね?そもそも中央圧延は電炉メーカーであるから昨今の経済情勢として電気料金的に不利ではあるけど業績はどんなもんなんでしょうかねぇ?
(Yahoo Mapより)

(以下で見る東京側を除けば)残る未開通区間は其処のみの様である。
以後順調に北上して新旧のR4と交叉してせんげん台駅へ至る。


R4草加BPとの交点(下間久里北;ここら)ではR4側に立体交叉用地が準備されているようである。

最終的には越谷のせんげん台駅前で終わっている。
個人的にはなんとか北の春日部方面迄直結させてR4旧道の春日部南部の渋滞を緩和させたいのだけど。。
越谷市の都計道は此方参照。


2.南側延伸というか実は(都)補助109号    

 東西に加えた黒線が(都)垳(がけ)三郷線(の予定・工事線)であり黄線が草加産業道路の延伸線と思われる経路である。
持っている地図(『街の達人埼玉』2008年版)には垳三郷線以南に点線が描かれている。
周辺地図はこちら
本頁冒頭の写真の箇所(常磐道側道の東京三郷線との交叉点・上記地図の八潮南ランプ入口)から南側を向いて撮ったもの
ラブホテルの壁(\6,800~の看板の壁です。。)が見えてるがその手前の敷地は拡幅用地に見えなくもない。
ホテルも道路用地にぎりぎり掛からないように建っているように見えなくもない。



垳三郷線との交叉点。紅白の柵で囲まれた舗装済みの土地が垳三郷線の拡幅用敷地。

垳三郷線との交叉点から南を眺めた図
09.02
更に行くと「この先大型車通り抜け出来ません八潮市」の看板

振り返って北の図

地図上ではこの辺から点線が岐れているのだが現地はなんだかごみごみした感じでそれらしい様子はない。
09.02
大型車通行禁止の狭い道路を抜けると雰囲気が変わって綾瀬川の川縁の閑静な住宅地となる。道路が出来る様な様子は微塵も無かったのだが。。
09.02

さて,先程の地図の綾瀬川を渡った東京側にもそれらしい対応線がある。
東京側の赤線がそれであり橋が架かってない部分は紺線で補完してある。

この橋を補完した途絶は撮ったけど暗くて全然あかんかったのだが,遠景なら微かに撮れててこんな感じw
突き当たりのコンクリート壁がそうであるけど載せるのには無理あるかなぁ・・


途中広くなったり狭くなったりしつつ一部では拡幅もしつつあるような感じではあった。
直ぐ脇(画面左,詰まり東側)には営団千代田線の車庫がある。


この道を南下すると東京を環状する一大主要幹線,環状性から云えば環八を凌ぐ,環七にぶち当たる事になるのだ。綾瀬警察署前交叉点(リンク先はMapion)である。
ここには環七側ではなく此方側に立体交叉用地が確保されておりこの道が環七を凌ぐ地位さえ将来的には与えられる余地さえ与えられているのが判る!
まぁこんなに盛り上げても撮ってきた写真は暗くてご覧の通りなんですけどね(´・ω・`)
09.02
尚この後,道は堀切方面へ向かっているが自分の関心は此処迄なので以後は割愛。
兎 も角も意外にスムーズな環七の麻痺箇所の一つである加平の前後に立体交叉化が準備されているのは貴重であるし直ぐにでも立体化できないものか。環七側が立 体交叉でなくこっち側というセンスはなんなんだろうねぇ。。水戸街道や千葉街道・日光街道・尾久橋通・中山道に川越街道と軒並み地上で待たせて高架で乗り 越してゆく環七であるのに。。

南側部分おさらい。八潮ランプ入口から取り敢えず綾瀬警察署入口迄トレースした。

足立区都市計画図によるとこの東京都下の部分の都市計画道路は補助109号である事が判る。

将来都市構造図<地区方針図>八幡地区を見ると,八潮地区も計画はちゃんとあるようである。


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