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2012.6.4完成
2014.10.5改定
r104谷田奈良線(都)二条谷田線・r704大阪枚岡奈良線

■谷田奈良線
wikiに拠るとr104は奈良県生駒市東新町と奈良市転害門前交叉点を結ぶ一般地方道(普通の県道)とのこと。
東新町交叉点。正面が市道1号

今,Yahoo Mapに経路を落とすと以下の様になる。菜畑から菖蒲池迄何の脈略もなくブツ切れになっている。。

如何にも不可思議な分断未成であるが,個人的には県道も一般地方道としては結構若いし,平行するr1奈良生駒線として実現している阪奈道路のプロトタイプが計画路線として残っているのではない かと思って居たんだけど・・。それぞれの指定時期や変遷はどうなってるのか調べてないから判らない。。もしr1の前身的県道だとなると平行しているのは r1というよりもR308(もしくは大阪奈良府県道のr702)の暗峠越え奈良街道なのかも知れぬ。奈良の古くからの市街と生駒聖天の門前町たる生駒の古 くからの市街を結ぶ里道がどこを経由していたのかも気になる所である。


また未成とは云っても山の中で道路がぷつんと切れている訳では全くなくて道路は分断部を含め周辺は普通に四通八通している。(勿論奈良の道路であるから狭隘も甚だしい箇所も結構ある訳であるけど・・)
以下の様に自然に延伸する事でr702大阪枚岡奈良線(大阪府下はこちら参照)や奈良市道愛称とりみ通り・奈良市道外環等で以下のように既に連結しているとも云える。併しこれまた 勿論これで行政の意志としてこの概成で良しとしているのかどうかは判らない。特に外環経由の奈良西署〜学園前駅の経路は"自然"というにはやや強引であ る。


生駒市内のr104からr702のトレースが不自然に感じないのは生駒市都市計画に拠ると都市計画道路が概ねr104及びr702の経路で策定されており,(都)二条谷田線という。


■(都)二条谷田線
東新町がr142生駒停車場宛ノ木線・生駒市道1号線などと接続するr104谷田二条線の起点である。都計道としてはr142に指定されている区間で市道10号である(都)元町菜畑線の起点である生駒駅南交叉点が終点の様である。
東新町から南へ都計道の拡幅用地がちょろっとだけ準備されている。直ぐ南側の橋の向こうで直ぐに幅員が減少する。

とはいえ,市役所への交叉点迄はセットバックも終わっているようで,その気になれば拡幅は可能である。

上の空き地の向こう側(南側)

以下は市役所への三叉路。ここら辺り迄は用地もほぼ確保さえているし直ぐにでも拡幅しても良いのでは無いか?現況では右折レーンもない。


そしてその後も東側に拡幅すべく計画はされているようである。


R168壱分BPとの交叉点予定地付近もR168旧道との交叉予定地付近も特に何も無いようである。。

現在の所,東生駒2周辺は整備ずみであってやけに広い歩道の2車線道路となっている。
その東側の東菜畑付近には道路敷地っぽ用地が確保されている。
その一番西端。上の地図で描かれた都計線の新設部分の分岐点より西寄りで菜畑交叉点(R168旧道とr702の交叉点)の直ぐ近く,なのかも知れない。。
14.10
左手に岐かれていく道路は上の地図のなばた幼稚園方面への道。

上の地点から東側を望む。上の地図ではマックハウスとなっている店舗が画面左手の空き店舗である。既に潰れてしまったようだ。この潰れた店かその裏手辺りを都計道新設部分は通るようであるが。。

さてこの先,上の画像でも重機が停まってるのがお判りかも知れないけど工事が始まった!

何はともあれ一旦水田があって道路用地の確保が途切れている区間があってその向こう側に工事が始まっている。
看板には水路の付け替え工事とある。

工事現場にはこんなもの(名前なんというのだ?)も置いてあった。黒いパイプは水路関係であろう。

二条矢田線の工事かと色めき立ったが,r104谷田奈良線どころかr702大阪平岡奈良線(R308の旧道的or別線的位置づけ地方道)の工事だったんで,現道無しの都計道新設区間の工事では無いのかもしれない。。

工事区間の東隣。駐車場の分,建物がセットバックしているようないないよな。。


その先は都計道の計画幅員で開通していると思われる区間

よく混んでる東生駒2方面を望む。


さて二条という地名が生駒市内で思い当たらず,三条・四条が大路として奈良市内に存在する事を考えて捜してみると直ぐに見つかる。西大寺駅東側の二条町交叉点付近を指すとすると,r104上に指定されたと云えるかもしれぬ。

と云う事で確認してみると,やはりその様である。(奈良市の都市計画に関してはこちら参照)

結局(都)二条谷田線は以下の様になっている。赤線が既設区間,橙線が未改良区間及び非開通区間である。


何故,とりみ通り更に富雄川以東の学園富雄通りなど立派に整備されて愛称迄付けられているのに,何故県道としては指定されないまま放置されているのかは矢張り不明である。。
課題としては阪奈道路富雄IC付近(帝塚山大学北側交叉点)がちょっと混むと云う点と,新富雄橋(r7との交叉点)が結構混むという点である。

新富雄橋交叉点の東側から西側,富雄IC方面を望む。交叉する道路がr7こと(主)枚方大和郡山線にして(都)高山富雄小泉線である。

開通区間,東端に近い奈良西警察署の北側付近にある道路愛称名の看板。

可成りの急勾配を挙がった上で(都)奥柳登美ヶ丘線とぶつかって開通区間は終了する。

画面左手のガードレールの下には如何にも仮設っぽい鋼板がむき出して盛土の擁壁となっている。将来的には立体交叉などの措置が取られるのかも知れない。

また二条矢田線は(都)一条富雄線とともに奈良市の西部内環状線を構成する計画のようである。


■(都)一条富雄線

富雄川(高山富雄小泉線)から西側,阪奈道路鳥見付近迄計画道路が伸びているようだがこれも出来れば富雄ICの混雑解消に役立ちそうであるし,辻町ICの ハーフインターという生駒市都市交通の癌の解消の一環で検討した東生駒IC(仮称)からR168まで伸ばす道路と直結すれば便利そうである(こちら参照)。二条矢田線が 南側から生駒駅〜西大寺駅を結ぶのに対してこちらは北側から結べる。詳しくはこちら参照。

一条富雄線の既開通区間に関してはこちら。鳥見町の公園造成に関する土地問題はこちら