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2015.8.15完成
R1静岡東西道路
~静岡県内国1バイパス~

静岡東西道路とは本来,静清BP~藤枝BPの地域高規格道路名であるけど,今,勝手に沼 津から豊橋迄の連続して整備されている静岡県内の R1のBP群を1本の地域高規格道路と見立てその名に仮付けする。腹立たしく思ってた箇所(富士や清水の地上区間,金谷や磐田などの2車線区間)の改良が 次々と決定されて良い傾向であると思ってたけどそろそろ二階だの藤井だの怪しいのが跋扈して限界集落から離島まで不要道路をべったりと建設しそうである。 国家が破綻する前に早いところ民主と維新が手打ちして新しい改革派勢力の結集を目指して欲しい所。

■沼津BP
沼津地区のBPとして整備されたが平面交叉が主体で既にBPとしては限界。東駿河湾環状道路が構想されて いて,開通の折りにはそちらがBPとなる。これが出来ると後述の浜松バイパスの長大な地平区間が最大の隘路として立ち上がることになろう。東駿河湾道路の西半分はなかなか着工の気配が見当たらないけど。。

上で限界と書きはしたが,直上で書いたようになかなか着工されないのも合理的で,幾つかの渋滞交叉点を立体化するだけで大部マシになりそうな感じがしなくもない。。

2015年,遂に岡宮以西が着工される運びとなった。先ずは岡宮IC~愛鷹ICの様である。(この辺参照)



愛鷹ICは(都)片浜池田線に接続するようだが,この片浜池田線は東名の愛鷹PAに併設される愛鷹s-ICのアクセス道路にもなる様である。


■富士由比BP
起点:富士市今井~終点:静岡市清水区興津東町(全長:21.4km 車線数:4車線)
1969(S44)年4月 由比町寺尾~西倉沢間 4車線で供用開始
1975(S50)年4月 富士市前田(富士東IC)~前田間が開通し,全通(暫定2車線)
1992(H4)年4月 新富士川橋無料化
2003(H15)年3月 田子の浦高架橋が完成し,全線4車線での供用開始

寺尾交叉点が立体化された。この区間は快適無信号路なんで施行は結構であるが,富士由比BPの問題点は勿論富士市内の平面交叉部である。

<(と)新富士立体>
富士市内の新富士駅南地区は両側の区間が高架4車線なのに対し地平6車 線にして処理しているが,なまじ平面交叉部が短いだけに6車線が全く活かされていない。
→と腹立たしく思っていたが立体交叉化されるようだ♪(ニュース)
出典:しずこく
此処が出来ると後は東駿河湾環状道路部である。そちらはまだまだ時間が掛かりそうであるけど。。(まあ此処も2014年にやっと5,500万計上とまだまだ全然だろうけど用地買収着手は非常に心強い。。)

R139富士改良と連携して富士の交通を大きく改善しよう。

<寺尾改良>
2004(H16)年3月 用地調査着手 2008(H20)年 工事着手 2014(H26)年 供用開始
出典:しずこく

富士由比BPと静清BPの結節点は興津東町とのこと。どうやらこの旧道との分岐部分がまず開通した富士由比BPの終点の様である。

■静清BP

<清水立体>
清水IC部は平面処理でかなり渋滞している。高架化しやがれとかねてより主張してたけどその主張が実現した箇所の一つ。2014年現在土地買収中の様だ。


出典:しずこく


<静清BP4車線化>
出典:しずこく

今後の予定
○鳥坂IC~千代田上土IC(延長2.8km)  平成26年度(2014年度) 完成4車線開通予定
○羽鳥IC~牧ヶ谷IC(延長0.5km)  平成26年度(2014年度) 完成4車線開通予定
○牧ヶ谷IC~丸子IC(延長3.0km)  平成30年度(2018年度) 完成4車線開通予定

<昭府立体>
反対運動が激しく遅れに遅れた静清BPだが,ここ昭府交叉点は平面で開通した。
結局,渋滞が激しくてどうしようもなく,地元も納得して4車線の立派な立体交叉道路が完成した。第二京阪が激しく混むのも地元の啓蒙・教化(w≒将来の拡幅を含めた改良)の為だと信じたいところ。已むを得ぬ民主主義のコストである。

<牧ヶ谷交叉点解消>



■岡部BP
宇都ノ谷峠を含む区間。
静清BPの終点の丸子ICから横添IC迄は現道拡幅区間,横添ICから藤枝BPの起点である内谷IC迄は新道(バイパス)が建設された。

宇都ノ谷峠付近の拡幅は(岡部BP新道建設部や静清BP開通に対して)最後になったがその拡幅前の渋滞は非常に酷かった(もう20年ぐらい前かw)。今は平面ながらそれ程,山間部であり重要な交叉点も無く信号で長時間停められることも無くなり快適である。

■藤枝BP
昔からなんか規格が高そうで子供心に萌えた記憶がある藤枝BP。大人になってその違いが分かったが藤枝BPは自専道であったという訳だった。谷稲葉ICに料金所があった。

広幡IC
此処迄(狭義の,と云うか正式の)静岡東西道路に指定されている。
広幡ICから新東名藤枝岡部IC迄のR1の凄い連絡路は静岡東西道路がスムーズに新東名と接続すると云う構想でもあるのかもしれない。。

さて,西行きはここ広幡ICから減線する上に新東名からの流入,藤枝市街への流出は次の藪田東ICから,更にトンネルに上り坂と混む要素が一通り揃っている。最低限,広幡IC~藪田東IC迄は拡幅すべきである。


谷稲葉IC




■島田金谷BP


2012年1/14 09:13 静岡新聞
国1島田金谷バイパス 国が4車線化手続き
http://www.at-s.com/news/detail/100091539.html

 川勝平太知事は13日の定例記者会見で、国土交通省の2012年度新規直轄事業候補に国道1号島田金谷バイパスの4車線化が盛り込まれ、国交省が工事着 手に向けた手続きに入ったと発表した。4車線化されれば新東名高速道と静岡空港、東名、御前崎港の連絡がスムーズになり、知事は「陸海空のネットワーク強 化につながる」と意義を強調した。

 4車線化されるのは、国道1号バイパスの島田市野田インターチェンジ(IC)から菊川IC西側までの10・4キロ区間で、慢性的な渋滞が見られる。4車線化により、菊川ICは上り下りの両方向から乗り降りが可能なフルインターチェンジ化される。

 県交通基盤部によると、事業採択の評価手続きに入るための文書が13日、国交省から県に届いた。本年度中に事業化が最終決定され、詳細調査や測量設計などに入る。着工時期は未定。

 知事はさらに、今夏開通予定の新東名高速道について「開通(時期)が(初夏から)前倒しになると踏んでいる」と述べ、交通ネットワークの相次ぐ新しい動きに期待感を示した。



■日坂BP
佐夜の中山トンネルが先ず始めに二本できたがその後は放置が続いた。
現在は2車線とされている旧道の上りは登坂車線があってわりと広々した3車線区間で佐夜の中山の難所越を感じられた。

島田BP~掛川BP間は2車線で死亡事故も多発しているそうな。。(ソース)
対面通行に山越え区間という指摘だが,問題は袋井BPの地上区間が終わると,掛川BP・日坂BP・金谷BP・島田BP・藤枝BP・岡部BPと岡部BPの地上部まで殆ど4車線区間がなく,無理な追い越しを強いられる天下の国道1号線にはあり得ない欠陥道路だったのである。我々の怒りを知ってか知らずか,上述の如くその2車線拷問区間の中核部,金谷島田BPの4車線化が決定した。せめて大井川橋の前後だけでもと思ってたけどもうちょっと豪勢で,だ


■掛川BP
磐田BPや袋井BPなんかと同じく立体片側一車線で開通した。磐田BPや藤枝BP,浜名BPなんかと同じ時期に無料化された。磐田BP・袋井BP・浜名 BPが無料立体4車線道路化されて我が世の春を謳歌しているが,掛川BP・日坂BP・藤枝BPは両脇が拡幅されれば十分であり,暫く現状の侭放置でいいだ ろう。藤枝BPは東側はちょっと拡幅しても良いかも知れないけど。


■袋井BP

せめて堀越以西はと思ってたけど,あっさりと全線4車線化が着工。地平区間をどうするのかの議論に。

<地平部>
地平部はやたらとこんでしゃーないので立体化するしかないと思ってたけど工期や費用で平面6車線化の方向だそうな。

考えたら4車線が高架部2車線になるので結局西行きの2車線中機能するのは1車線でそれが原因で混んでいた様なので6車線にするだけで劇的に改善はしそうである。。

<高架部>
4車線化工事が行われ,堀越IC以西は既に完成,早晩全線開通しよう。

4車線化工事完了間際の玉越小山IC付近の様子(東行き車線)
13.03

■磐田BP
慢性的渋滞であったが、自民党政権下の公共事業見直しで愚かにも一旦決まった4車線化が止められたりしてたけど,民主党下の2009年に4車線化があっさり実現して快適に(まあ着工は2008年なんだけど)。

4車線化工事完了間際の三ヶ野IC付近。
13.03
4車線化工事が終わったばかりの磐田っ原(いわたっぱら)付近を行く(東行き車線)。この先岩井ICから東側が未だ工事が終わって無くて詰まっていた。

中遠地区から浜松市中心部へは磐田BP+新天拡幅(浜松BPの一部)+R152(浜松BP開通までは国1だった)が一本の太い流れとして存在する。
下のは新天拡幅の資料からの転載である。

特に見付から西側は台地も終わり浜松平野の中を築堤で行く。何でも無い光景であるが子供の頃から見付から西側は浜松都市圏として4車線化を切望していたので実現は結構感無量なのである♪

程なく小立野ICである。

<新天拡幅>
新天竜橋の東詰から浜松BPなのだが,浜松BPはなんとなく北島インター(交叉点)以南の区間のイメージ。。
供用日 2008(平成20)年3月24日
事業区間 (起点)静岡県磐田市小立野
(終点)静岡県浜松市東区安新町
延長 約3.0km
車線数 4車線⇒8車線
日交通量 73,100台(台/日)(調査日:平成19年9月12日(水))⇒79,900(台/日)(調査日:平成21年2月4日(水))


出典:浜松河川国道事務所
断面図は新設橋(下り線)と既設橋(上り線)が同一平面にあるみたいだけど,阪急の淀川渡河なんかと同じく新しい方のレベルは扛上されている。
一旦は新設橋(下り線)を上下線で開通させて既設線を補修してたようだが,後一寸で完成だけにその期間が気分的に長かった。
またこの図には載ってないけどR1西行きから浜松IC方向への北島交叉点をスルーできるランプ橋も新設された。


■浜松BP
天竜口は6車線であるが直ぐに平面4車線になる。
富士由比の新富士駅付近ほどの渋滞感は無いものの,距離が長いだけにだらだら感はかなりのもの。

新幹線との交叉部。本線の6車線対応はしていないように見える。。本線4車線+側道+歩道か?
14.4
飯田南交叉点
飯田交叉点を望む。浜松BPの右折レーンは大きく右に寄せて右折時に反対本線を塞ぐ時間を短縮する為の工事が行われた。これによってどの程度渋滞がましに なったのか不明である。(個人的体感ではあんま変わりなしなんだけどなんだかんだで立体交叉無しで機能してるのもこのお陰なのかも知れない。)



石原町


福塚


米津交叉点。ここもいつもちょい混む。
14.4
側道的な平場(?)があって拡幅でも立体化でも行けそうである。。

ここら(福塚~篠原)は基本南側には砂丘しかないので立体化するにしても最低限東行き車線だけ立体化すれば割と良さそうである(遠州浜など一部の交叉点は浜松BP以南にも街があるけど・・)。

■浜名BP
安くて,速くて,眺望も良い三拍子揃ってた浜名BPであるが,安くの部分は無料化されて更に便利に。
ハーフインターも両方向化されるなど改良も怠らない。
惜しむらくは,というかわざとそうしているんだろうけど,東名の現道と離れていて東名を降りてこれを使うのがそれ程便利で無い。また名豊道路全通後は名古 屋南~浜松はこちら経由が圧倒滴に魅力的(無料だから)になるけど,浜松BPが平面処理の為浜松から東名東京方面へのアクセスが良くないのが残念である。まあこれも皆が名豊道路経由になったらどうしようもないからわざとそうしてるんだろうけど。。



■潮見BP
なんとなく白須賀BPかと思ってたけど潮見BPと云うらしい。
浜名BPは片側2車線であるが,ここからは片側1車線になる。白須賀も勾配区間だったが開通は遅れた。掛川BPと日坂BPみたいである。

豊橋東ICからR23豊橋東BPへ。
分岐付近は片側1車線の侭で大変に混雑する。地上4車線が高架2車線に合流するのに高架2車線というのは合点がいかない。
一部でいいので4車線化が必須であろう。
開通直前の様子(東行き車線)。白須賀BPの開通時から下の写真正面の潮見トンネルは4車線分完成していた。とっとと白須賀道の駅の拡幅と此所らの4車線化(少なくとも上り2車線化の3車線化)を行うべしヽ(`Д´)ノ
13.03
この様に上り線が延々と混む事が多い。この渋滞は豊橋東BPにも及んで深刻である。早急な予算措置が必要である,というか,昨今の傾向から見るに早晩措置されるであろう。
15.01
豊橋東BP手前の様子。混む上り線の様子が判るであろう。
15.01
道路は勿論スムーズに豊橋東BPに繋がって行く。開通したばかりだというのに,もうスムーズに旧道の国1(旧道とは云え4車線に整備された道路である)と繋がっていた頃の記憶が薄れてしまった。。