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環八 環七 環四 多摩の道路
とは掲 高速道路スレ

首都高 建設と代替

1.内環 2.練馬線 3.上野線 4.晴海線 5.埼央線 6.首圏高

●内環状線

首都高池袋線は両国~浜崎橋付近と並んで最も混む放射状路線の一つである。
この両者の救済路線になりそうなのが内環状線である。wikiに拠ると以下の如し。

内環状線 (東京都)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%85%E7%92%B0%E7%8A%B6%E7%B7%9A_(%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%83%BD)

内環状線(ないかんじょうせん)は、検討段階にある東京都の広域幹線道路の路線である。高速7号小松川線から高速1号上野線、高速5号池袋線を経て、都市 計画道路放射第6号線に沿って高速中央環状線中野坂上方面に至る路線として計画されている。内環(ないかん)と通称される。
7号小松川線の錦糸町付近、1号上野線の岩本町付近、5号池袋線の飯田橋付近には、内環状線との接続構造物が存在している。このうち、7号小松川線から岩本町付近までを出入口として整備する計画もいったん事業化されたが、地元調整がつかず頓挫した。
現在も東京都の広域幹線道路網計画、国土交通省の首都圏整備計画等にある計画路線であるが、事業化される見通しは未定である。


この様に結局両最混雑区間を残したまま首都高の都心部の改良は取り残され,環状系はC2中環の整備が図られたのである。
もっとも土地バブル抑制の為の東京の公共投資抑制によってこの必要不可欠な中環の建設が遅れに遅れたのはバブル発生以上の大罪である。

兎も角中環・外環及び小松川Jct整備後も尚残るであろう両渋滞箇所の解消に内環状線(C3?)の建設は必須なのである。
此が難しい為に小松川Jctで小松川線の流動を減らし,晴海線の建設で深川線の流動を減らそうとしているのであろうが。。両線の流動が減ることで向島線の負荷は減りそうではあるが,池袋線の負荷軽減策が要るなぁ。。


●練馬線・関越道

関越道は東京から伸びる放射状高速道路で唯一首都高の直結を受けない高速道路であり或る意味片肺の欠陥高速罔である。
勿論,首都高の構想はあって,10号練馬線と云う。と云うか云った。結局練馬線は今日に至る迄実現せず,関越道の都心直結は一般道の目白通が担い,「10号線」の番号は晴海線に取られてしまったのである。


高速練馬線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E9%80%9F%E7%B7%B4%E9%A6%AC%E7%B7%9A

高速練馬線(こうそくねりません)は、首都高速中央環状線から関越自動車道の練馬ICに至る地域高規格道路の候補路線である。地域高規格道路には10号線 として指定されている。首都高速道路株式会社が事業化の検討を進めているが、事業化されても首都高速道路になるとは限らない。

当初は首都高速5号池袋線江戸川橋付近から分岐し、神田川上空から主要地方道千代田練馬田無線(目白通り)を経て中央環状線と交差、関越自動車道へ至る計 画だった。しかし、これでは5号線の渋滞に拍車を掛けることは明白で、分岐が計画されていた箇所は早稲田出口に転用され、中央環状線より西側のみの計画に 変更された。中央環状線の山手トンネルは、当初、練馬線の分岐を想定した設計がされていたが、環境悪化を恐れる住民の反対運動により、1991年に設計変 更され、結局、分岐構造は造られなかった。

中環以西に縮小された上に中環の分岐構造も建設されなかったとなると練馬線はとりまもう建設できないとして,谷原と豊玉陸橋の目白通側も立体化(谷原は オーバーパス,豊玉はアンダーパス)に拠って対応するだけで随分違うのではないか?都心方面へは中環・山手通,明治通り等へ分散,更には環状5号などの建 設も見込まれる。
交通流動が増えることに拠る環境悪化は考慮に入れてないけど,外環の中央道・東名接続でそれなりに対応出来るのではないか?

問題は谷原のオーバーパスだが,東行きは目白通の練馬ICとの間にある陸橋のせいで勾配の有効長が取りにくそうなことが問題である。環八→目白通の流れは谷原をショートカットする短絡路造れると良いんだけど。。
また豊玉のアンダーパスは地下鉄大江戸線と接触しそうなのが問題である…。無理なら環七の豊玉陸橋を乗り越える超高架だけど環境的に厳しそうだ。大江戸線建設時の都の見識に期待したいけど,どっかに図面おちてないかなぁ。。


●上野線
江戸橋・浜崎橋・両国の3連発は首都高に於ける最大の隘路部であり合流する深川線,小松川線,向島線の内,前2者に対しては平行する晴海線の建設(途中),小松川Jctの建設と対策が進められた。
然るに向島線の対策は特に成されていない。

其れに対する一つの対策案がこの上野線の建設であり,練馬線同様首都高も検討はしているようである。これによってC2中環からC1都環への東京東北部方面からのアクセスが2本になるのである。一部池袋線の転移にも役立つかも知れない。

しかし建設にはそれなりに困難が伴う(というか殆ど不可能)であろうから
①入谷交叉点の立体化(上野線延伸)
②三ノ輪橋付近のR4の立体化
③乗り継ぎ割引の設定
(4)中環の上野線接続準備設備を利用してのR4からアクセスしやすいランプ橋の建設
で,それなりに建設と同等の効果を発揮出来るのではないか?

R4の渋滞・環境悪化は気になる所だけど,昭和通りから続く立体交叉の残り香が千住大橋辺りにはあってそれなりの通過流動に対応出来るのではないか?
R4の千住新橋とC2の千住新橋出入口がどんな感じになってるかイマイチ土地勘が無いので判らないが,捌ききれないか直接流出入出来ない構造の場合は(4)が必要となろう。

勿論,建設の断念はあちこちに波紋を呼ぶであろうから(首都高だとないか・・。),入谷の先に地下へ潜るポイントを設定し,そこに地平部との「暫定」出入 口を造り(上の対策①),中環とR4のアクセスも改善する(上の対策(4)が機能するかどうかは準備工事の位置次第)のである。

『旅の記録』さんのブログに拠ると上野線の中環への予定接続ポイントはこんな感じになっていて内回り線が上に上がり上野線が接続出来るように成っている様だ。
この辺だと思われる。
隅田川沿いに延伸する計画であると思われる。河川官僚との熾烈な暗闘(と環境派との正面衝突)が予想されるが,そんなもんねじ伏せて河上をR4迄伸ばしたいとこ。そこからは現4号の地下であろう。
折角の千住大橋だがその手前でないと接続しにくいねぇ。。
千住大橋に出入路の準備がしてあったり(しかも対都心方面)するとお洒落だけど。。


●晴海線・都心新宿線・新宿多摩線
8の字に近いC1都環であるけど,そのウエスト部のくびれ部分に連絡道路があれば文字通り8字となり経路上好ましいとは誰しもが考える事である。
勿論古くからの都心部であり余り(殆ど)土地の余裕,特にジャンクションなど造る,は無さそうであるが,晴海線はC1と新富町付近でジャンクションの準備がある。

例の如くネット上の記事を探ると『クハ189-501のマイカー日記』さんのブログがヒットしてこんな感じである。
あとは新宿へ伸ばす途中でC1都環か4号新宿線とフルインター設置してやれば事足りる。
勿論そんな場所あんまり無いのであるけど・・。

また多摩新宿線は新中央道の妄想に於いて都心直結ルートして個人的に採用されてる(w)けど,新宿に伸ばす前に大深度地下や環4の地下を使って早稲田出入 口と接続しても良いかも知れぬ。完全に頓挫した状態の内環状の代わりとして機能しうるであろう。新宿には既に新宿線がC1から分岐して繋がっているけどこ ちらはどういう経路がそうていされてんのか?新宿線が新宿新都心の南側を通っているからこちらは北側か?
高速10号晴海線
http://www.wdic.org/w/GEO/
将来計画
将来的には高速都心環状線への接続、その中央を通り、再び西側の高速都心環状線に接続し、更に先で中央環状新宿線に至るまでが計画されている。
さらに中央環状新宿線で、東京外環自動車道や圏央道へ向かう首都高速多摩新宿線(計画路線)へと接続される計画もある。

幻の首都高跡
http://infoseek_rip.g.ribbon.to/e924.hp.infoseek.co.jp/hi/0010.html

また練馬線と新宿多摩線を一緒にする形で,晴海線から延伸して関越道に繋げ,東京埼玉の都県境付近で分岐,都県境付近を拝島方面へ伸ばせば何となく両線が実現した感じになりそう。
新五日市街道直下の現行構想はコスト・ベネフィット費がプラスに成らないと云うような調査結果もあったようだし(まああれから断続的に地下は下がり続けたから変化あるかもしれないけど)。
この辺り参照

多摩新宿線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%9A%E6%91%A9%E6%96%B0%E5%AE%BF%E7%B7%9A

1996年に公表された東京都の山の手通り~青梅市間のルート調査比較報告によれば、もっとも安価とされた新五日市街道地下ルート案でも、建設費は膨大なものとなり、たとえ通行費を3,000円としても40年での建設費償還は絶対不可能との試算結果が示された。



●埼玉中央高速・上尾道路・上武道路





●首都圏高速道路公団
帝都高速度道路営団でも可w
営団地下鉄も東京に営業範囲を限定したせいで辺縁部の開発鉄道の運賃が暴騰して開発が停滞し,結果首都圏の一体的な繁栄が阻碍されている。東京1極集中は日本だけの問題ではないのである。
江戸時代後期には早くも江戸近郊の分割統治が巧く行かずに八州廻り(関東取締出役)が設置されて警察権を一体的に運営したが,明治維新以降の分県統治も最早限界である。
営団地下鉄(敢えて呼ぶ!)と埼玉高速鉄道,東葉高速鉄道,首都圏新都市鉄道,都営地下鉄は一体化してシームレスな首都圏を目指して欲しい所。
同様に高速道路も圏央道内部と小田原厚木道路以南を日本道路公団(敢えて使うw)や首都高を統合して一体的に運用すべきである。圏央道からはみ出しても都市近郊区間は入れた方が良いかも知れぬ。
首都圏の総力を以て都心新宿線・核幹道・北千葉道・新湘南BP・埼玉中央道なんかの建設促進に当たって欲しい所。国の国道事務所的なものも統合しちゃっても良い。