11.09.20完成
13.09.27補正
道路族トップ   R357湾岸道路千葉区間
 外 環千葉区間 圏央道 核幹道
国道16号  環八  (と)東葛南北道路((都)3・ 4・22号西浦藤原町線)
とは ずがたりな掲示板 同 高速道路スレ 同都市計画道路スレ
R357湾岸道路
若松交叉点

現  況  現況分析と
  改良工事 
R357下り線 r8上り線 r15上り線 R357上り線

渋滞に関して最悪の交叉点R357湾岸道路×r8船取線/r15 の若松交叉点である。

因 みに交叉点と云う単語は現代では交差点と書くことに成っている。これは戦後の漢字使用制限の流れの中で「叉」が当用漢字に認められなかったので書換字とし て当用漢字に入った「差」の字が宛てられたのであるが,好きこのんで3画の感じを10画の漢字に書き換えるとはバカバカしい話しである。従って断乎若松交 差点ではなく若松交叉点と表記することにする。本来は「従」も「从」としたい所だが流石に我慢。従は旧字体「從」の元々俗字であったが从は從にも含まれて いるように本字であり正当な自体で在るばかりか中国の簡体字でも採用されているので日中で新字体を共有できるメリットもある。(→最近は使っている♪網も罔だ。)

閑話休題(それはさておき),若松である。まずは如何に渋滞の発生源となっているかの図。

こんな所を放置したままにして地方の閑散道路を均衡有る国土の発展の美名のもとに漫然と人里離れた超山間部に散々公共事業をばらまいてきた自民党政権の罪は非常に深い。
利用者の利便無視の極値である。いの一番に立体化がされねば成らない場所である。第二湾岸等を造らせる口実とすべくわざと怠慢していたのかもしれぬ。いず れにせよ国民に痛みを押しつけて何の痛痒も感じぬ驕慢と不誠実が自民党土建政権にはある。

さて交叉点の詳細図である。周辺全体図はこちらを 参照されたし。




=R357下り線=   
東京方から若松交叉点を目指す。
もう二俣付近から慢性的な渋滞であるが若松交叉点300m手前付近の様子。

先ず立ちはだかるのは(A)地点の信号である。
09.02
(A)の信号の直ぐ向こうに(B)の信号がある。

上の写真に写ってる横断歩道橋から見た東京方面

右折レーンの様子。タイミングの問題か時間帯の問題か,此処の右折処理は問題ない様ではある。(勿論偶々かも知れぬが・・・)

若松交叉点北側の空き地。この空き地を買収してR354下り→r8下り(東京方面→船橋市街・鎌ヶ谷方面)を信号に関係なく常時左折可と出来るのではない か。


=r8上り線=   
R8側の様子。京葉道路・中野木方面から若松交叉点(C)へ向けてずらっと並ぶ車列。

可成り先迄渋滞は続いていた。写真は京葉道路の手前であるが,京葉道路花輪ICを越えその先から延々と渋滞していた。(因みに京葉道路からの出口も。。)


直ぐ脇は既に広い敷地が確保されていて工事を示す看板が立っていた。

看板のアップ

既に確保されたる拡幅用地。
先ずは4車線化だけでもやればr9から湾岸道路千葉方への交通はスムーズになるのにねぇ。
出来れば直進2,左折2,右折1の5車線程欲しいぐらいだがそんなに広くもないかな・・?はっきり言ってその位の投資の価値はある交通量である。





=r15上り線=    
このr15の塞がれ様も尋常ではない。
4車線(片側2車線)の主要地方道であるのに,上り方面は何処へ出るも一旦R357上り線へ出ないと行けない構造に成っているのである。
何を考えているのか理解に苦しむ。まぁR357習志野方面へはそれ程の流動は無いにせよ,r8船橋市街方面にはそれなりの流動がある筈の上に,只でさえ容 量一杯のR357の最混雑区間二俣~若松にわざと流入を謀っている様な形態なのである。

2車線がぎっちり詰まっている。

R357下り線の右折車がそれ程混んでなかったところを見るとr15は設計見込みが完全に間違っていて割りと直進車(r8方面)が主体となっているんで しょうかねぇ?

=R357上り線=
(D)地点。r8/r15側が青になってR357下り線にクルマが雪崩れ込む。r15は取り敢えず2車線分全交通量が一旦流れ込むのであるが, r8→R357東京方の流動も多量に存在するのでその両者がぶつかって2車線のR357へ流入する際のボトルネックとなっている。

更に其れを悪化させているのが(B)の信号。殆ど交通がないのに律儀に赤になって流れを塞き止める。




=改良計画=   
若松交叉点は若 松~二俣間の渋滞対策の一環として改良されることになっている。

更に全体構造としてはr8⇔r15が立体交叉化される様である。
現 況
暫 定 イ メ ー ジ
完 成 イ メ ー ジ

r8花輪方から若松交叉点を眺めた予想図と思われる。
r8→R357西行きレーンは2車線確保されているがR357東行き→r8が1車線なのは不安が残らなくもない。常時左折可にする等,更なる工夫が必要で はないか?やたら広く感じたのはこのアンダーパスの敷地だったようだ。
出典:平 成21年度 関東地方整備局(千葉県内)関係予算の概要について(首都国道事務所)  平成21年 度 関東地方整備局(千葉県内)関係予算の概要について(千葉国道事務所)

混雑の原因の現況分析と提言

~改善すべき点~
①r9→R357東京行きの右折車の処理能力が足りない。右折レーンは2車線確保できないか?
②r15→R357 東京行きがUターン用の信号で引っ掛かって全然処理できてない。拡幅後直進が出来る様になって後,どの程度左折車があるのかに拠るけどつくばに有る様な常 時左折可の専用左折レーンを設置するのも一考。専用レーンを2車線で確保しても良いかも。但し2車線の場合は信号処理にしないと流入が錯綜しそう。
③R357千葉方面行き→r9は他と較べそれ程交叉点流動阻碍要因となってる訳でもなさそうだけど交叉点の容量確保の為に専用左折レーンを確保しても良さ そう。写真でも判る様にr8船橋方面,r15千葉方面,R357千葉方面は既に渋滞はない為如何に素早く 若松の向こうに送り付けるか,であり2車線化されるr8へ少しでも早く流すことがR357下りの流れをも改善するであろう。
④若松のすぐ東京よりの信号を廃止すべきである。r15のUターンと云う機能が無くなったら不要の信号ではないか?船橋競馬場の厩舎関連の需要があるのか も知れないが。

⑤ より抜本的にはやはり陸橋整備。R357千葉方面行きの道路脇は船橋競馬場の厩舎等であり用地確保はそれ程難しくはないと思われる。なんなら若松交叉点の 北側の空き地を代替地として準備すればよい。その場合は先ずは渋滞の先頭であるR357の千葉方面行きの高架化が先かと。財政的に余裕が出来たら京葉線脇 の敷地を使って上り線の陸橋も造ればよい。が,その前に日の出町の陸橋が先だと思われる。これも渋滞の先頭側を先にと云う事で此方は千葉方面行きよりも東 京方面行きが先に造るべき。東京側は京葉線横の敷地が此処も空いてるからまぁ何とかなりそうである。

~歩行者関連~
⑥あと気付いたのだけど廻りになんも無さそう(船橋競馬の厩舎と谷津干潟のみ)な場所ではあるけどJR京葉線の南船橋駅があって結構人通りがある。谷津遊 園ハイツ迄歩くのかな?京成が遊園地閉鎖して開発した住宅街だと思うんだけど結構JR使っちゃう人多いのか。
横断歩道もr9とr15を渡る方にあるけど全部歩道橋にするとかもやっても良いかも。⑤の高架化はそれら安上がりと思われる施策を全部やってみてそれでも 駄目だったらで良い。

その後2011年になって横断歩道建設の報道がなされた。完成後,俺が写真を撮った歩道橋は撤去されるようだ。

4隅利用の歩道橋「乱横断」を防止へ 
来年度中にも完成 船橋
http://www.chibanippo.co.jp/news/chiba/local_kiji.php?i=nesp1314237692
2011年08月25日11時01分[千葉日報・県西エリア]

 習志野市との境にある船橋市若松の国道357号若松交差点で、新設する横断歩 道橋の形状が決まり、9月ごろから基礎工事が始まる。利便性向上へ昨年3月 に変則形状が改善された同交差点。今回は、危険な歩行者や自転車の「乱横断」を防ごうと歩道橋を新設し、安全安心な交差点を目指す。来年度中の完成予定。

  国土交通省千葉国道事務所によると、同交差点には現在、歩道橋や横断歩道はなく、東京側約50メートルの地点に「若松第二歩道橋」が設置されている。ただ し、同歩道橋の階段の位置が習志野市側の住民にとっては不便なため、歩道橋を使わず無理に道を渡る「乱横断」が目立つ。昨年4月の同事務所の調査では、平 日の午前5時~午後9時で、乱横断者は約750人にも上った。同交差点付近では死亡事故を含め交通事故が多発しているという。

 新設の「(仮称)若松歩道橋」は、交差点の四隅から利用可能で、エレベーターの設置計画もある。同歩道橋の完成後は、第二歩道橋は撤去される。また、同 交差点では、渋滞緩和策で右折レーンの延伸も計画されている。


若松交差点の歩道橋新設工事の概要
(千葉国道事務所提供)



~改良工事絡み~
⑦r8の拡幅用地は既に確保されているので早急にr9の4車線化するべき。看板には平成23年開通とあるのでもう直ぐ出来ると云えば出来るのだがこんな所 1年もありゃ出来るだろーがヽ(`Д´)ノと激混みする道路を見て思う。
⑧r8/r15の右折/左折レーンがどうなるか上の図では不明瞭であるが,右折レーンが装備されないというのであるならば言語道断である。
r15→R357上りの左折レーンやr8→R357上りの右折レーンを2車線で確保しスムーズな流れを確保すべきである。この冒頭の写真を見るに現況でも3車線分はありそうであるし,2車線を左折レーンにし て残り1車線を直進と右折にすれば良いのではないか(左折レーン+左折直進レーン+直進右折レーンの3本でも可)。方向を考えればそもそもそれ程右折車い ないだろうし右折不可にしてしまっても構わないかも。





最後に若松関連リンク集をてきとーに調べた結果ひっかかったものを。皆,此処の惨状には心を痛めている様である。

若 松交差点 欠陥構造の遅すぎる改良
若 松交差点
東関東自動車道 湾岸船橋IC新設

馬 込十字路から国道357号線、京葉道船橋IC