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(主)枚方大和郡山線・(都)高山富雄小泉線
・枚方市道穂谷狭戸線・生駒市道23号線
0.前振り 1.(高槻~)穂谷~高山 2.上村~富雄 3.中町 4.石木 5.城大 橋

0.前振り
r7枚方大和郡山線は枚方のR168の起点付近から始まり枚方と交野の市街地を横断して神宮寺に至り,ここから倉治と私部の境界付近を物凄い坂で越えて奈 良県生駒市高山地区に入る。

しかしこの急坂故に主要地方道としての交通を担うのはそもそも無理で,上図の紫線,更に下図の幾野倉治線の様に[0]改良計画として考えられていた都計道(村野神宮寺線と云った)も(開通してればr18との交叉部出鼻橋から狭いけど現道を利用してBP((都)枚方大和高田線)開通後は使い途が低下してしまう現 在のR168の起点の天の川交叉点を起点とできる筈──更に全体構想として(=出鼻橋から現道をスルーして)は枚方BPを潜ってR1の旧道ながら主要地方 道に指定されているr13のかささぎ橋に至る計画だった。)大阪府や枚方・交野両市によりよってたかって細切れにされ廃止されてし まった。

残念であるけど割りとこの処理には納得しているのは,直ぐ西 に平行してR168があり生駒市南田原から交野市私部に出て(このバイパス計画も一部廃止されてしまったがこちらには憤慨している),直ぐ東側には生駒市高山から枚方市穂谷を経て R307の旧道を通って同津田・長尾付近に出る市道(後述の穂谷狭戸線)が整備されており,不急不要と云わざるを得ないからである。勿論, 第二京阪のR307との交叉地点である津田北町・長尾台R168の交叉地点である私部の大渋滞を考慮すると r7もがっつり改良せえやと思わなくも無いのだけど,両地点の渋滞は交叉点前後の4車線化と個別改良で解消(長尾台はr17の改良,私部は(都)枚方大和高田線の延伸による分散が現時点で 俺の中では最も有力)が可能であろう。

と云う事で現在,r7の本来の趣旨である枚方~郡山を結ぶのメインルートは長尾~穂谷~高山である。またr7は途中から(都)高山富雄小泉線に指定されて おり,この都計道は[1]R25の小泉町西迄断続的に続いている。一方のr7は[2]狭隘部を含みながら郡山の中心部に分け入って行く。[0],[1]や[2]は各論的 に何処かで扱いたいと思っている。(追記:[0]は第二京阪のアクセス関連でここ(神宮寺村野線)で纏めてみた,[2]は石木線との関連辺りかな。。)

1.(高槻~)穂谷(ほたに)~高山 
本頁での基点は从って枚方市の杉付近である。杉1交叉点ではR307とr17が交叉するのであるが,そこから尊延寺の方へ上がって行く道路が我々の(と) 枚方郡山線なのである。因みにr17は対応する都計道牧野長尾線で長尾播磨谷(JR片町線)・招提(R1枚方BP)を経由してr13旧京阪国道の上島町に通じている。淀川沿 岸の上島であるが対岸には高槻東道路の終点の道鵜町付 近である。こいつらを繋げば新名神・高槻IC~R1第二京阪・枚方東IC~R163学研都市連絡道・ 高山大橋~r1阪奈道路・三碓IC~第二阪奈・中町IC~R25今国府~西名阪・安堵IC(実際は大和まほろばとか云う気色悪い名前だ。。)~京奈和道が 一体的に繋がるのに,と野心的に構想(妄想)している。これが実現すれば広域的には高槻東道路の淀川渡河(=牧野延伸)で 枚方大橋が,更に第二京阪や学研都市連絡道と高槻等淀川右岸が繋がる事で(R1とR170の交通が錯綜する)中振辺りの渋滞が軽減すると思っている。
まあその辺はどっか別の場所で纏めたいと思う。。(→ここ(r17枚方高槻線)で纏めてみた。)

と云う事で現在長 尾台・津田北町付近というか杉1に居て,ここから生駒まで概観する。


ここから旧国道を尊延寺・穂谷方面へ上がって行く。もともと国道であったので広くは無いしカーブもあるが2車線は確保されている。

<枚方市道穂谷狭戸線>
此処から三叉路を曲がり穂谷へ上がって行く。関西外大を左手に見つつ,暫く行くと神社(三之宮神社)があるので此処を右折する。直進すると終点で有りバス の転回場などがある。
この辺から(市)穂谷狭戸線となるものと思われるが旧国道曲がったら直ぐに始まるのかも知れない。

ソース:枚 方市(氷室地域まちづくり構想・2000.5)

10年程前(2000年代)に整備が進みトンネルなども掘られて便利になった。
京都から生駒に通う事が多かったので第二京阪から長尾経由でこの道を良く利用したものである。

三之宮神社の脇で直進すると行き止まりになってしまい,ここを曲がる。曲がって直ぐは2車線で,その後も2車線なのだが一旦1車線で急カーブ急勾配の整備がなされてない箇所がある。。土地買収に失敗したのかも知 れない。


また野外活動センターの入口を横目に見つつ勾配を上がって行くと穂谷トンネルである。
その掘られたトンネルの南(生駒)側の風景。切れちゃっているが写真右下に写っている一般車両通行禁止の看板が出てるのが旧道である。




<生駒市道23号線>
生駒市へ這入る。同時に市道23号となる。枚方側から生駒側を望む。

直ぐに細い道(下の地図の(23旧道)との表記の道路→未開通じに23号の看板を見た記憶は無いので正確には旧道を云う表現は不正確かも知れぬ。。)を分岐し,この先が傍示の交叉点迄最後に開通した区間である。

<傍示の交叉点>

傍示の手前r7新道(この辺は未改良っぽい)から枚方(穂谷)側を望む。r7の左折も枚方方面であるが大型車通行不可とのみ書いて間違って通行困難区間(上記地図の↑この先,狭隘区間部)に自動車が入り込んでしまうのを防いでいる。ご覧のように信号も無い交叉点である。優先道路はr7狭隘部⇔r7旧道部となっている。


上で書いたようにくろんど池辺りには旧道とバイパスが2本走っているが,それ程差が有るようには見えない。BPは一部で遠回りしているし,旧道は途中から狭隘な箇 所もあるが計画上そこの手前で(都)高山南北線と接続しているから,どちらも便益性はどっちもどっちである。一応BPとされている方が改良もされている上 に,この市道と直結する形となり,生駒市としては枚方─生駒の実質的なメインルートはr7現道のトレースではなく,市道経由r7BP経由という意思がある ようである。但し最後に市道23号が開通するまで交通を担っていた細い市道23号と旧道は両者を短絡する市道で結ばれていて市道23号+r7旧道+市道 21号+r65で市道19号とr7の交叉点迄出る方が早い印象である。。下の地図の左側の紫線の 短絡案でも実現すれば(この短絡線の建設で不要になる区間はたしかにちょっと規格が落ちる気がする。。)体感的にも短距離・短時間になりそうであるが実現 は難しそうだしr7BPの建設はちょっと無駄だった気がする。。高山溜池+黒添(くろんど,と訓(よ)む。。どんな謂われがあるのだろうか?)池の開発目 的でもあったのであろうか?


高山溜池に突如現れた廃物件♪r7旧道から見下ろす格好に。旧々道はあのレベルを通っていた様だ。昔の川の跡も低くなっていてはっきりと判るね~。


高山南北線の交叉部を岐(わ)けて暫くは2車線が続く。

高山南北線との交叉点(予定地)と市道21号線との交叉点の間,東庄田バス停付近の1.5車線区間。
12.03


2.高山大橋~上村大橋~富雄 

●高山大橋
云わずと知れた奈良県北の一大渋滞箇所(ちょい大袈裟)だが,学研都市連絡道として鋭意工事中である。あとは寝て待つだけである。


●上村大橋
上村大橋も問題である。
橋が3車線分しかなく,生駒市道5号ならやま大通側は右折信号が西行き・東行き交互で時間を喰う。また本線も北行き・南行きが交互青信号であり時間を倍食う。
3車線分を敷地を目一杯とって橋の上を縦横無尽に右折レーン引いて普通の交叉点と同じような信号処理を可能に出来る筈である。
以下の様に一本北の都計道を利用して右折レーンを分散させると上村大橋はならやま大通り東行きの右折と高山富雄小泉線南行きの右折を排除出来るので渋滞が解消するかも知れない。
近くに高山南北線が接続する計画がある。


●富雄駅付近も流れが悪くなる。
富雄駅付近,新富雄橋で交叉する二条谷田線及びその北側富雄駅方面へ這入る右折車の右折レーン長が足りない様である。


3.中町 
(都)高山富雄小泉線と(都)大和中央道の偏位を(主)枚方大和郡山線で繋ぐのが中町~石木の区間である。
石木は第二京阪と大和中央道を結ぶ道路として4車線化されたが,この区間は都市計画通り富雄川を渡る前迄造られて終わっており対応が注目された箇所であ る。

<第1とは案>
計画通り丸山迄4車線道路を建設し第二阪奈の側道を片側2車線化(容易っぽい)して拡幅区間に繋げる案
丸山付近に先行開通した区間と繋げられるし第二阪奈の側道の拡幅も容易っぽいけど中町ランプと砂茶屋橋の二回の本線の左右折が課題。。


<第2とは案>
石木工区のやり方を踏襲して富雄南小の脇まで伸ばす案。
この後,富雄南小をどけて川の両脇を行くか,,富雄南小を避けて北行きを南小の南側を通すか,と云う案もあり得たけど,ここでは決定案に近い形を図示して みた。(マウスオーバーで富雄南小の南側通過案)但し南小の隣には保育所もあって子供らの環境を考えるとちょい躊躇せざるを得なかった。。


<行政決定案>
結果,中町IC迄伸ばしたりせずに丸山に4車線道路を残しながら富雄南小の北側の街並みの北側へ迂回する形で4車線道路を造ることにしたようだ。

砂茶屋橋が混まないかちょい心配。。
また丸山の4車線道路が浮いちゃうのもちょっと勿体ない。
砂茶屋橋への迂回路を確保するという意味も込めて,現開通区間南端から中町ランプまで2車線に幅員減らしてで良いから造った方が良いような気も。また丸山 の住宅街の南側もそのうち開発の気運が高まるかも知れないのだし計画だけでも残して南側の開通区間まで繋げとけばいいのに,とも思う。

4.石木 
(主)枚方大和郡山線石木工区として拡幅がされた区間。
富雄川を挟んで4車線化された。





5.城大橋
工事中の様子はこちら(大和中央道)参照。
兎にも角にも出来ちゃった城大橋である。

ここで城大橋によって,特に大和中央道の中間部が廃止されてしまった状況下で,一体化されるべきr7BP(石木工区)と大和中央道(南側部)が完全に断絶 させられ,一旦停止や減速で莫大な量のCO2が無駄に排出されてしまっているのが現状である。何故もっとスムーズな分岐・合流にしなかったのか理解に苦し むが,この場当たり感が奈良の土建事業ばらまき至上主義の行政のクオリティなのである。。



http://www.pref.nara.jp/secure/40229/itizu.pdf