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国道168号・(都)奈良西幹線(生駒市~竜田大橋~王寺町本町1)
枚方大和高田線・天の川磐船線
磐船付近
奈良西幹線(生駒)
奈良西幹線(王寺・香芝)

奈良西幹線は文字通り奈良県西部を縦貫する幹線である。R170大阪外環の代替幹線としても機能しうるポテンシャルを持っている。

枚方市内の改良と星田付近の怒りの改良抛棄を経て,磐船地区の山越え部分は多少改良を受けているが,その山越えを終わり生駒の盆地に入って行くと先ずは学研都市連絡道路と交叉する。この学研都市連絡道路(清滝生駒道路)のICを仮に北田原ICと呼称してみる。
此処以南から(都)奈良西幹線が指定されている区間である。
多 少の渋滞ポイントである北田原大橋を避ける形で東に寄り,R163の現道を利用し(この区間は学研都市連絡道が完成したら旧道化する)て南東方向に下った 後,北田原町の交叉点付近でR163と岐かれて南下する。生駒市周辺にはパチンコ屋が少なく,また閉店して廃墟を晒しているものが少なくないが,北田原大 橋の脇にもパチ屋が閉店して廃墟となっている。交叉点改良には閉店は好都合だと思ったけど東に寄る奈良西幹線の敷地には掛からない様だ。

南下するとその先でR168の現在の南田原BPにぶつかりならやま大通りとr701との交叉点である南田原バイパス中交叉点で迂回の線型が醜悪な南田原BPと岐かれて経路を西に振る。

その後,R168の現道の乗り越え市道17号に接続し,これを拡幅する形で南田原町に出て,以南は4車線道路で開通済みである。

まあ不要不急路線と云ってしまえば云える道路であるけど南田原バイパス中の市道5号(ならやま大通りの西端)西行きが混むのでその辺の改良と含めて南田原町~南田原BP中を建設しても良いような気がする。
しかしこの計画があるのに中途半端な(≒醜悪な形状の)南田原BP造ってしまうのがなんとも不可解。反対運動でもあったのだろうか?それとも南田原町~出店北の狭隘区間の解消を第一義的に造ってしまったのか?

取り敢えず南田原BPが現実にあることを所与とすると此所らで必要な施策はR168の南田原BPと南北田原1号線と繋げてしまうのが良いと思っている。これでならやま大通りの末端部,①南田原バイパス中の西行きの渋滞が解消しよう。また②わざわざ丘の上の西白庭台方面から南田原バイパス中迄降りて来て停車してエンジンふかしてまた田原BPの坂を登るというCO2の無駄な排出も防ぐことが出来る。
奈良西幹線の建設実行は遠い将来で良いであろうが,③奈良西幹線が南田原バイパス中交叉点付近を通って更に交叉点が複雑化して渋滞が激化するのを防ぐこと が出来るばかりか奈良西幹線完成後は不要道路になってしまう南田原BP現道を永続的に有効活用できると良いこと尽くめである。



現在はR163の交叉点である北田原町。東側から西側を望む。現在はR163の旧道っぽい,R168生駒市街地方への短絡路となっている道との分岐になっ ているが,将来は旧道方面が直交となって奈良西幹線が直進の十字路となるのであろう。現在は旧道へはいる左折レーンが用意されているが,長すぎるのでガー ドレールで塞がれている。将来は現本線が北田原大橋方向への左折レーンになり,現在は使われてない部分も使用される長さが確保されるのであろう。ずっと構 造が謎だったがそういうことらしい。。北田原IC(仮称)~北田原町迄の奈良西幹線は北田原IC~高山大橋が暫く着工されないならこちらを優先して4車線 化しても良いような気がする。

北田原町


南田原バイパス中
この交叉点はR168BPである南田原BPとならやま大通り(とr701)の交叉点であるが,将来的には奈良西幹線が南西から接近し,此処以北は南田原 BP上に進路を取り,更にそのままR168現道と分かれて北上して北田原町交叉点は向かう計画。5叉路にでもなってしまうのであろうか?



R168旧道との交点付近。斜面の上の建物が長楽寺になるようだ。


市道17号との分岐付近。南田原の方から北を望む。
市道は西へ向かい市道3号とぶつかるが,奈良西幹線はここから北東へ向かう形で計画されている。勿論市道17号は2車線だが奈良西幹線となった折りには4車線で整備されよう。


南田原町
奈良西幹線を北上すると五叉路の南田原町で各方面に分岐する。

左は市道17号と県道142号へのレーン,右はR168旧道とR168南田原BPへのレーン。

その後,快適な4車線道路が延々と続き生駒市中心部を縦貫している。

小明
市道2号線と交叉。市道2号線の西行きに右折レーンが無いせいで坂の途中迄混む事がある。。


辻IC・辻町
阪奈道路と交叉。ここが大阪方しかランプが無いのが生駒市の一番の問題点である。


近鉄東生駒駅付近
結構後まで拡幅工事していた近鉄の盛り土の下である。


<一分バイパス>
東生駒1
東生駒駅前の交叉点。
南行きは左折車で流れが悪くなるので暗渠の上に造られた中央分離帯(現在は花壇になっている)を削って車線を増やせばいいのではないか?
一応東生駒駅のロータリーを使えば短絡できるし皆がそれをしないのが悪いのかも知れないけど。。

右折車も有効長は結構ぎりぎりである。この右折車と左折車に邪魔されると本線の走行性が麻痺するのである。



山崎町
r104矢田奈良線との交叉。東生駒1~中菜畑1北が最後に開通した区間。




壱分ランプ
待たされる時間が長くてちょいいらっとする。
その為南の方へ行く時は(高いし第二阪奈は余り使わない・・)普段は1本東の旧道(第二京阪とは立体交叉)を通ることが多い。






<小平尾バイパス>
事業名 一般国道168号 小平尾バイパス
事業区間 奈良県生駒市小平尾町~同市小瀬町
延 長 L=1.5km
計画諸元 4種1級 W=23.0m(4車線)設計速度60km/h
事業化年度 2007(H19)年度
全体事業費 C=約63億円
今までの投資額 C=約3億円(進捗率=約5%)→何年度の数字か不明。。
事業進捗率
10%(2011年11月末現在)
用地買収率
31%(2011年11月末現在)
進捗見込み
2018年度完了予定
出典:奈良県
出典:奈良県

小瀬
この辺は竜田川の旧道を拡幅して一分バイパスからの繋げようとしたかの様な形跡もあり,現道と旧道で併せて4車線化の可能性なども考えたんだけどとりま現道(バイパスなんだけど)を拡幅する方式のようである。
改築したバイパスが2車線巾で完成しており既に規格的には古くなってしまったということか?

毎度一体どうやって拡幅するのかと思ってたんだけど,可能な手法そのものは3通りぐらいしか無くて現道拡幅か,現道はそのまま利用して旧道との合わせ技で4車線化,もしくは全く別ルートで4車線道路(ちょっと可能性薄そうだけど)である。

迷っていた理由は主に二つあって一つ目は(A)の巨大なマンションが立ちはだかっていて拡幅は難しそうであると云う事。二点目は(B)にあからさまな道路拡幅用地買収跡が有ってこちら経由をも思わせるからである。

詳細設計中との事だが,必ずしも2車線現道の拡幅に拘らず(沿道は商業施設だから買収は容易ではあろうけど)竜田川脇の旧道の拡幅済み区間と併せて4車線としても良い気がする。
詳細設計中とはその辺の可能性も含めてのことなのか?それとも買収に失敗してその計画は潰えているのか,そもそもそんな計画は無かったのか気になる所である。東長崎機関もこんなマイナー箇所迄は調べてくれないだろうしなw

と云う事で調べに行って来た(2014年9月)
先ずはなんと巨大なマンションが解体工事されていたのである。というか幕が掛かっていたので正面に廻ってみると解体工事中とあったので工事というか交通整理のあんちゃんに聞いたところそうだとの答え。
14.9
この手前の砂利が駐車場になっていて一部は買収済みの様であった。


駐車場にクルマ勝手に停めた序でに竜田川の土手まで廻り買収跡地を見て回り,家に入ろうとしていたおばさまを捕まえて訊いてみるとバイパスはお向かいの南 都銀行の南生駒支店を潰すと云う事であった。また裏手の空き地(B)はやはり道路用地だそうだが何時になるのか最近は何もしていないようであった。

悪名高い狭隘国道R308が前の緑に塗られた道である。

この向こう側,(C)付近にも土地買収の気配がある。

小瀬南町

一旦竜田川を越えて萩の台の駅裏付近を通って再び川を渡って小平尾付近に到達する計画であるようだが,この辺の地主がガメてて土地買収が滞っている様な噂 を聞いた。何処迄本当か解らないけど我が侭云ってるなら糞食らえだし,事情があるなら行政側が誠心誠意お譲りして貰うべく対策を尽くすべきである。

竜田川を渡った先には空き地があるが道路用地かどうかは不明である。位置的にはそれっぽいが買収済みっぽい雰囲気は薄い。。
14.9

小平尾の起点(上庄バイパスの終点・開通済み)から数百mは既に田圃の中に盛り土区間が出来て道路が姿を現している。


<上庄バイパス>
平群町椿井~生駒市小平尾町

出典:奈良県


東山
平群町に入って菊美台が終わると4車線が2車線に減じる。
更には東山駅前で奈良西幹線は終わり,平群町の大半は平群東線という様だ(ソース)。L=12mと広域幹線としてはやや心許ない区間である。将来的にはがつんと山側にバイ公(BPのこと)でも通す心算なんかも知れない。
実際ここ以南から王寺の本町交叉点迄規格的には可成り不満足な無いようである。


平等寺
上の図では生駒方面から開通している(共用済みの)区間であるが,一旦2車線道路として完成している様に見える。将来的な4車線化はされないのであろうか?
旧道とバイパスの分岐部分,旧道側から南側を望む。隣の川が竜田川である。
15.3

椿井(つばい)
ここも悪評の渋滞地点。
橋の前後で道路が屈曲するのであるけど,川の南側では直進側も王寺市街地への進入路であり万代への出入り,竜田川駅周辺の春日丘の団地への出入りが錯綜して麻痺状態となっていた。。
抜本的に改良すべく椿井橋が架け替えられてよりスムーズになっているが車線が増えた訳では無いので効果の程は今後じっくり検証する必要があろう。個人的には椿井から平等寺まで4車線にした方が良いんじゃ無いかと思っているけど,今はただの田圃地帯である・・。
15.3
複合交叉点なので広々した効果は一定数ありそう。

上の地図だとR168方向が直進的な感じになりそうに描かれてるけど開通してみるとr194椿井王寺線方面が引き続き直進ぽい。

また椿井で分岐する(寧ろ生駒方面からは直進する)一般地方道r194椿井王寺線では改良工事が行われているようだ。
ここは(上の写真からも判るように)交通量が結構有る癖に1.5車線の狭隘道路で拡幅せえと思ってたけど無事事業が行われているようである。公共事業とは斯くあるべきである♪
R25とR168の交錯で渋滞する竜田大橋の救済にもなる。
三室から天理方面へのR25の流動が東進して,R168のBPとして生駒・平群方面への交通が西進してr194経由となると竜田大橋ががらんどうになってしまうかもしれないw
しかも平群町椿井~王寺町本町の4車線化はどうしたもんかなぁと思ってたけど,取り敢えずR25とR168の主要交通が重複する三室~本町だけの4車線化は必須だな。
この区間はコンビニの駐車場や河川の橋梁部や鉄道の陸橋部などが多くて拡幅は結構容易っぽい♪
(一)椿井王寺線(椿井~三室工区)
(出典:奈良県)


事業概要
路線名
一般県道 椿井王寺線
事業区間
平群町椿井~三郷町三室
事業延長
0.95km
構造規格
第4種第2級
設計速度
40km/h
車線数
2車線
道路幅員
14.0m([歩道3.5+路側帯0.5+車道3.0]*2)
全体事業費
26.2億円
事業化年度
2006(H18)年

事業の経緯及び経過
・事業化の著しい地図混乱が判明し、平成21年度より地籍整備に着手。
・歩道がなく危険な区間では、平成22年度に既存の道路幅員内で境界ブロックやポール等の応急的な安全対策を実施。
・地籍整備の完了した箇所より、平成23年度から用地買収に着手。

2006年度 事業着手
2009年度 地籍整備に着手
2010年度 既存道路幅員内での安全対策実施
2011年度 地籍整備完了箇所の用地買収着手
2012年度 全地区地籍整備完了予定

◇用地買収 進捗率13.7%
◇事業全体 進捗率18.7%  ※2012(H24)年9月現在

用地買収重点区間では先行開通を目指す。


おそらくA付近
15.3

おそらくB付近
15.3

信貴山麓線


冒頭で述べたようにR168奈良西幹線がR170大阪外環の代替路として機能するには,R168⇔R170の連絡がスムーズで無くては成らない。
一つには学研都市連絡道でスムーズに結ばれているが,阪奈道路は急曲線・急勾配でちょい難点がある。第二阪奈は線型は申し分ないが料金がちと高すぎる。暗 峠と十三峠はまあトラック不可という事で学研都市連絡道の次はR25に成りかねないのであるが,このR168とR25を王寺の中心部を経由しないで直結す る必要があるのであるが,この椿井王寺線も信貴山麓線もその機能を果たしてくれそうなのである。
整備には大いに期待したいばかりか,県レベルでは無く関西レベルで連携すべき課題である。荒井ではダメだろうけど。

<竜田大橋・いかるがPW・三室交叉点付近の図>


周辺道路罔概念図
r194椿井王寺線の改良といかるがパークウェイ全通後の姿である。


竜田大橋
ここも悪評高い渋滞交叉点。
R25側が斑鳩BPを造ることで此処を通らずに済むようにして分散を図る予定が,県の能力が低いのか低規格のバイパス一つ市民の反対で満足に造れず渋滞が続いている。
近年やっと事業が進捗してきているのであるが。。

三室
R25斑鳩バイパスとr236信貴山線とR25・R168現道重複区間の交叉点。王寺方面へ向けて混む区間である。
写真は交叉点西側r236方向から見た三室交叉点。
15.3